チェンマイでワークアウト

エクササイズ


■ホテルのフィットネスセンター、スポーツクラブ


 日本人の団体ツアーが利用するようなクラスのホテルであれば、フィットネスセンターが用意されているところも多いと思います。ただし、一口に“フィットネスセンター”と言ってもレベルはさまざまで、利用されていない空きスペースにわずかなマシンを並べているだけで、利用者がないのか器具がほこりをかぶっているところもあれば、ドゥワンタワン・ホテルのように、スタジオを備えた本格的な会員制スポーツクラブとして運営されており、ホテルの宿泊客もビジター扱いで利用できるようになっているところなど、そのレベルはさまざまです。ホテルの部屋に備え付けてあるディクショナリーを見るか、フロントでたずねてみるといいでしょう。ホテル自体に施設がなくても、提携しているジムを紹介くれることもあります。
 ホテル以外にもフワイケーオ通りにあるヒルサイド・コンドミニアムのようなマンションでもフィットネスセンターを備えているところがあるほか、エアポートプラザの中には最近スポーツクラブができて結構にぎわっているようです(旅行者がビジターで利用できるかどうかはわかりません)。また、2010年には、チャーンプアック門近くのマニーノパラット通り沿いのコンピュータショップのがたくさん入っているビルの最上階に“Fitness Thailand”がオープンしました(ビルの北側にあるため、通りからは見えません。
【2010年6月アップデイト】


世界最大の宿泊予約サイト、Booking.com


区切り線

■チェンマイ市営競技場


ウエイトトレーニング場 お堀の北辺中央にあるチャーンプアック門から700~800mチョータナー通りを北上するとチャーンプアックバスターミナルがありますが、そこに面した交差点(信号)を右折しラタナコーシン通りを200~300m行った左手にチェンマイ市営競技場があります(お堀沿いのマニーノパラット通りからサナームキラー(タイ語で“競技場”の意)通りに入って行くと突きあたりになります)。ここは、SEA(東南アジア)ゲーム開催のために郊外に700年競技場が建設されるまではチェンマイ唯一と言ってもよい競技場だったのですが、その中にあるメインスタジアムの東側観客席の下に、マシンを備えた小さなウエイトトレーニングスタジオがあります。まだ自分は実際に利用したことはないのですが、外から見た限りでは一通りの設備は整っているようです。ただ、フリーウエイト中心でかなり本格的にやっている人達ばかりが集っているカンジで、独特の雰囲気に慣れていないとちょっと辛いかもしれません。
 入口の扉にオープン時間(8:30~11:30、13:10~19:30)が書かれています。受付の人にたずねたところ、利用料金は1日20Bとのことでした。

 さらに、競技場敷地内の最奥(スタジアムの北)に小さな体育館があり、ここでは毎日17時15分から、エアロビクスが行われています。参加料金は何とたったの15Bで、入口の脇の机に置かれた箱に入れるかそこに座っている係の人(?)にお金を手渡して中に入ります。
 体育館は日本の小学校にあるそれとほぼ同程度の大きさでしょうか、上部には小さな観戦スペースが作られているところも日本と同じです。
 インストラクターは男性・女性と日によって異なりますが、行う内容は統一されており、45分のエアロビクスと15分のマットを使ったコアトレーニング中心のエクササイズというトータル1時間の構成となっています。
 エアロビクスは、ハイインパクトのジョグ系に近いものです。コリオは日本のものとほとんど変わりませんので、中級程度のレベルの方であれば問題なくついていけるでしょう。また、それ以下のレベルの例えば初心者であっても、参加者の中にはまだ慣れていないのか、あまり動きについていけていない人もたくさんいますので、尻ごみする必要はまったくありません。ただ、音楽のボリュームがスピーカーがバリバリ言うほどの大音量で、なおかつインストラクターはマイクとかをつけているわけではなく、次の動きを手などを使ってジェスチャーで示すだけです。ですので、そのインストラクターさんのレッスンに何回か出てコリオの組み立てパターンとかに慣れないと、初めはとまどうことでしょう。ですが、ここはタイ……。マイペンライ(気にしない)の精神で楽しんじゃいましょう。扉が開け放たれた体育館には、エクササイズ中に野良犬が迷い込んできたり、参加者が連れてきた子供が踊っている人たちの間をおもちゃを振り回しながらギャアギャア声を上げて走ったりと、日本では考えられないハプニングに遭遇することもしばしばですので(笑)。
エアロビクスの会場となる体育館 後半15分間のマットを使ったトレーニングは、腹筋や背筋、股関節などを動かします。こちらも結構テンポの速いエクササイズとなりますので、普段トレーニングをしていない人にはかなりキツイものになるでしょう。見た感じでは、エアロビ参加者でこちらにも出る人は、全体の半分から2/3くらいですのですので、無理に加わる必要もないかと思います。マットは、座布団をふたつつなげたような形をしたものが体育館にも用意されているようですが、メンテナンスがほとんどされていないのか、個人的にはとても使いたいと思えるような状態ではありません。実際、ほかのタイ人の参加者もご自分のマットを持参している場合が多いです。できることなら、スポーツショップでヨガマット(NIKEなどのブランドものが600~700Bで売られています)を購入していくことをお勧めします。

 なお、ここでのエアロビクスでは、ウォーミングアップやストレッチがほとんど行われず、いきなりアップテンポの曲に乗せて激しくステップを踏み始めますので、開始時間の前に自分自身で準備運動をしておくことを強くお勧めします。体育館の床は、木ではなくコンクリートのような素材で造られておりかなり硬く、足や腰に直接激しい衝撃が伝わってきますので、ケガや故障防止のためにも、日本でやっている以上の時間をかけたほうがいいでしょう。

 エクササイズが終わり、広々としたした競技場の敷地に出ると、涼やかな風が体を吹き抜け、日本とはまた違った爽快な気分が味わえることと思います。“またひとつ、チェンマイの魅力発見!”と言いたくなる瞬間です。
【2010年6月アップデイト】


複数航空会社比較で必ず見つかる格安チケット


区切り線

■タイと日本でのエアロビのルールの違い


 どこの国に行ってもしょせんエアロビはエアロビですから、日本での経験者がいきなりチェンマイでエクササイズに出ても、まったく勝手が違って足が止まって動けなくなってしまう、などということはありません。コリオはやはり同じような組み立て方をしていきますし、呼び名もグレープバインはタイでもグレープバインです(ただし、上記の通りチェンマイではイントラさんはマイクを付けていませんので、前のほうにいないと聞こえませんが)。
 ただ、細かいところではやはり“ローカルルール”があるようで、知っておくと会場で戸惑わずに済むこともあります。自分が気づいたものには以下のようなことがありますが、これも数カ所での経験ですので、ほかのところにもあてはまるかどうかは保証の限りではありません。

(1)真横一直線に整列
 日本では、主に両脇の人との接触を避けるため、参加者はなるべく真横に並ばず互い違いになるように立ちますし、レッスン前にイントラさんが、そのように注意を促すこともありますが、チェンマイでは参加者は実にきれいに横一例に並んでエクササイズを始めます。
 日本のつもりで立ち位置を取ると、一人だけ列からはみ出したみたいで目立ちますし、動いているうちに前列後列双方からはさまれる形になり、かえって接触の危険性が増すように感じます。
 ここでは、やはり列の中に入って横並びしたほうがいいでしょう(両隣の人とはなるべく間隔を空けて)。

(2)アップ抜きでいきなりハードな動き
 エクササイズは、いきなりかなりのアップテンポで手を左右に大きく振ってのステップタッチから始まります。かなり激しく動いた後で脇や腿の裏側のストレッチがほんの少しだけ入ってきますが、あそこまで動いてしまった後では故障予防という点ではほとんど意味がないと思います。せっかくチェンマイに来て好きなエクササイズをやったら怪我しちゃった、ではせっかくの旅行もだいなしになってしまいます。
 エアロビに参加する方は早目に会場に行き、ストレッチなど十分な準備運動をしておくことを強くお勧めします。また、可能であれば、運動後にもクールダウンを兼ねてストレッチをやれば、さらに身体にはいいでしょう。

(3)正対したイントラさんが右足を出したら自分は左足
 日本では普通、こちらを向いているイントラさんが右足を出してステップを踏んだら、自分も右足を出すと思いますが、チェンマイではそれが逆の左足を出します。
 ニーアップやVステップなど小さな動きの場合は「あ、間違えちゃった」で済みますが、グレープバインのようなに横への大きな移動や身体の向きを変える動きが伴うステップなどの場合は、ヘタをすると隣の人と思い切り激突してしまうことにもなりかねず、大変危険です。かといって、日本の方式に慣れていると身体が自然に反応してしまうと思いますので、最初のうちはあまり大きく動かず、周囲の参加者の動きを見ながらそれに合わせるくらいのつもりでエクササイズするほうがいいでしょう。

(4)水分補給の時間はなし
 日本ではエクササイズの途中でイントラさんが水分補給の時間を適当なタイミングで取ってくれますが、チェンマイでは一切ありません。唯一のタイミングはエアロビとコアトレーニングの間ですが、エアロビは40分くらいぶっ続けで動きますし、会場の多くはエアコンなし、もしくは屋外だったりするので、タイの気候とあいまって、慣れない旅行者は容易に脱水症状を起こしてしまう(特に暑い時期)のではないかと思います。
 タイ人は気候に慣れているのか、激しく動いても自分のように汗だくになっている人も少なく、ほとんどの人は途中で水を飲みません(水を持参すらしていない人も大勢います)が、喉が渇いたと感じたら、どんどん水分補給するようにしたほうがいいでしょう。自分の場合は、会場に行く途中でコンビニに寄って1.5リットルのミネラルウォーターを買って持っていくようにしていますが、たいてい飲み切ってしまいます。

(5)リズムは早取り気味
 チェンマイのCD屋に行くと、エアロビ用のものがいくつも売られています。イントラさんがそういった類いのものを使っているのかどうかはわかりませんが、エクササイズの時に彼/彼女達がかける音楽は、どれも日本のものと比較するとリズムの取りにくいものが多いように感じます。そのためでしょうか、イントラさんも参加者も常に早取り気味で、しかも途中であえてリズムを取り直さずに突っ走るイントラさんもいたりして、音と動きがまったく合っていない、などということもしばしばです。
 自分はなるべくリズムに合わせて動くようにしているのですが、そうしていると自分だけだんだん周囲の人との動きとずれてきて目立ちますし、大きな前後左右への移動などの時には隣の人とぶつかる原因にもなりかねませんので「リズムと合ってないじゃん」と思っても、そのまま同調したほうがいいでしょう。
【2008年8月】



旅行中は栄養が偏りがち。サプリを持って行きましょう!




HOMEへ レポートを書く TOPへ