チェンマイの廃寺を訪ねて

ワット・ノーン・ロム


場所……ナコンピン橋から堀方向へタイ・ワン通りを進み、突き当たったら右へ。そのまままっすぐ200mほど行った左手。あるいは、ターペー門から堀の外周道路のチャイヤプーン通りを北に向かい、マイアミホテル脇のソイ3を入って行ってもよい。



チェンマイ市内東北部にある廃寺、ワットノーンロムの写真 今からおよそ400年前のラーンナー王朝がビルマの支配下に入る直前、タイ暦2100年代に建立された。現在は、2方向をソイに囲まれた小さなスペースに、チェディ(仏塔)だけが残っている。
 もともとは、完全なラーンナー・タイ様式のチェディだったのだが、スコータイの影響を受け徐々に改築が進められ、その結果下半分はラーンナー・タイ、上半分はスコータイ様式という、2つの文化が交じり合ったスタイルとなっている。チェディの最下部は1層の大きな4角形で、その上部は本来であれば細くくびれたようになっていて、飾りガラスがはめ込まれるのだが、ここのチェディでは省略されており、写真にあるように、大きくて背の高い多角形型になっている。さらにその上には、上半分を支える円形の2層の部分が続き、ここから上がスコータイ様式となっている。さらに数段、円盤を重ねたような部分が連なっているが、かつてはここには植物の蔓と花の彫り物が施されていたらしい。さらにその上部の尖塔を支える部分は、竹編みの容器をさかさまに伏せた状態をモチーフに作られており、一般的なチェディのものよりも形が大きい。最上部の尖塔は、途中から折れてしまっていて、原形をとどめていない。



旅行そのものからトラベルグッズ、書籍、衣類……すべて揃う




HOMEへ レポートを書く TOPへ