チェンマイの廃寺を訪ねて

ワット・クー・カーウ


場所……チェンマイ-ランプーン通り沿い。チェンマイ市内から南下し、国道1141号線との交差点を越え、さらに車で5分ほど進んだ右側。



チェンマイ南部郊外、チェンマイ-ランプーン通り沿いにある廃寺、ワットクーカーウの写真 今からおよそ350年前のタイ暦2186年建立。当時、この場所はチェンマイとラムプーンの境界になっており、それを示すためにチェディ(仏塔)とヴィハーン(本堂)が建設されたと言われている。ちなみに、現在でもここはムアン郡とサーラピー郡の郡境にあたる。
 史料によれば、かつて、この寺院には「カープラ」(借金が払えなくなり、その返済のために債権者のもとで働いていたが、その債権者が寺院に寄進として譲渡したため、そこで僧に奉仕作業をしている債務者)が数多く住んでいた。ある時、ヤーアーマットという人物が債務者を寄進したことを祝って儀式をしていたところ、周囲の木々が一斉に芽を吹き出して、その数は300万(!)に達した、という逸話が残っている。
 現在は、半分ほどの高さで残っているチェディと、基壇部分のみで上に金色の仏像が安置されたヴィハーンがあるが、これは2527年から2538年にかけて修復されたもの。
 上記のような逸話があるためか、廃寺にしては珍しくお参りする人が結構いて、周りには飯屋やプラ・クルアン(タイ人がよく首にかけている、粘土、もしくは金属製の小さな仏陀のお守り)を扱う店も出ている。



パソコンやスマホとつなげば携帯会社の海外パケット放題よりはるかに安価!




HOMEへ レポートを書く TOPへ