チェンマイの廃寺を訪ねて

ワット・ケトゥノーイ


場所:ピン川左岸を走るチャルンラート通りをナワラット橋からでも、ナコンピン橋からでも700mほど進んだ、角にいすずのディーラーがあるところから東に伸びるソイ(小道)を入り、すぐ右に曲がって30~40mほど行ったところにある民家の中。


チェンマイ市内北東部の一般民家の中にある廃寺、ワット・ケトゥノーイの写真 チェンマイ市内北東部の一般民家の中にある廃寺、ワット・ケトゥノーイのチェディ(仏塔)写真

 ピン川の東側、リバーサイドやザ・ギャラリーといった有名なレストランが立ち並び、旅行者も多数訪れるチャルンラート通りからほんのわずか奥に入ったところの民家の敷地内に建つ、ほとんど崩れかけた廃寺。

 一般の人の家の中にあるので普通は近づけないのだが、自分はたまたまこのすぐ近くに実家のある友人がいて、この家の方と知り合いだというので、中に入れてもらった。この家は2000年ごろの短い一時期に庭で食堂を開いていて、その時には廃寺を間近に見ながら食事をするという、極めて趣のある情景を味わうことができた。残念ながら、その食堂は現在は営業しておらず、少し離れた通りからしかながめることができなくなってしまっている。
 タイ語の文献によれば、詳しい来歴や様式などについての説明はまったく載っていないが、建立は仏暦21世紀と考えられているようだ。すぐ近くに、現存する“ワット・ケトゥカーラーム”という小さな博物館も併設された寺院があることから、それと何らかの関連があるのかもしれない。また、チェディ(仏塔)とヴィハーン(本堂)の跡が残っているとされているが、実際にはチェディしか残されいない。そのチェディも、写真を見てもわかる通りことのほか崩壊が進んでいる。このままでは、いずれただの古いレンガの山になってしまうのではないだろうか。

 一刻も早く崩壊を食い止める対策を講じてほしいものである。
【2009年4月】



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