チェンマイのレストラン(その他タイ料理の店)


オーカチュー(オーガニック農園フュージョン(創作)タイ料理)


≪オーガニック店≫
住所:121 ChiangMai Outer Ring Road T.Nong Chom A.San Sai(Google Map
TEL:081-9802416

≪エアポート店≫
住所:Nim City Dairy内 2 T.Hai Ya A.Mueang(Google Map
TEL:09-582-28175

ほかにバンコクのサイアムスクエアにも支店あり



チェンマイにあるオーガニック野菜を使った創作タイ料理レストラン、オーカチュー(1) チェンマイの裕福で流行に敏感な人々の間で絶大な人気を誇る、自らの農園で栽培したオーガニック野菜を使ったフュージョン(創作タイ)料理を中心に提供するレストラン。
 以下は、「オーガニック店」という名前がついている本店について記述しているが、現在は市内中心部のエアポート交差点のすぐそばにある「Nim Dairy City」というショッピングモールの中、さらには首都バンコクのど真ん中のサイアムスクエアにも出店している。

 店は、チェンマイ北部郊外の第2環状道路沿いにある。市内から行く場合は、スーパーハイウェイのメーチョー交差点から国道1001号線を北上し、約4kmほど進むと第2環状道路との交差点(ノーンチョーム交差点)にぶつかるので右折、そのまま約1.5km進むと左側に水色の大きな給水塔が見えてくるが、その手前の車がたくさん止まっている一帯がレストランだ。通り沿いには湿地があるため少し奥まっておりノーンチョーム交差点から来ると最初にあるのは車の出口なのでそれを通り越して「入口」とタイ語と英語で書かれたところから店の敷地に入る。湿地を越えると古い本物のセスナ機が置かれており、その両側に駐車場が広がっているが、係員がいて空いている場所を案内してくれるのでそれにしたがって自動車を止める。混雑している時間帯だと駐車スペースがなく、店の東端の通りを越した先の小さな商店街のような場所まで行かなければならないことがあり、そうすると店まで100m近く歩かなければならない。
 店へは「Organic Coffee Bus」と書かれた看板がかかっている古いバスの脇のスロープから入って行く。バスの前には3人の男性のフィギュアが置かれているが、これは店のオーナーで、それぞれのチューレン(あだ名)をつなげて店名を「オーカチュー」としているらしいのだが、本当かどうかはわからない。
 店内に入るとすぐに店員が来て人数を確認すると同時に、エアコンのある席がいいかオープンエアの席がいいか、たずねてくる。気候のよい時期であればオープンエアの席も悪くないと思うが、自分はいつもエアコン付きの席を希望している。
 店内は複雑に入り組んでいて何度行っても全貌がつかめないのだが、とにかく広い。いったい席数がどのくらいあるのだろうか一度じっくり数えてみたいくらいなのだが、平日のランチタイムでもその席がすべて埋まってしまい、順番待ちの客が大勢入口付近に待っている、なんていうこともざらだ。理由は後述するが、大人数のグループで来ている客が多いのでその人たちがまとまって座れる大きなテーブル席が多く、カップル向きの2人がけのテーブルとかはほとんどない。
 建物の奥には広大な畑が広がっており、上記の水色の給水塔もこの畑のためのものだ。店ではここで栽培した野菜を提供しているわけだが、大人気店なので当然この畑だけではまかないきれず、今ではほかにも何か所か農園を持っている(契約栽培させている?)そうだ。また、以前は店の入口近くに野菜の処理場があり、まるで日本の食品加工場のような設備で白衣に白い帽子、マスク、ゴム手袋をした人たちが野菜を洗ったりしているのをガラス越しに見ることができたのだが、いつの間にかなくなってしまった。
 席につくと、店員がメニューを持って来る。メニューは写真つき、英語併記なので外国人でもまったく困ることはない。メインがオーガニック野菜なので、メニューを開くと最初のほうはサラダのアラカルト(材料やドレッシングなどをひとつづつオーダーする)や野菜とフルーツのジュースがずら~っと並んでいて面食らうかもしれないが、その後のページに出来合いのサラダもたくさん載っているので心配する必要はない。また、メインディッシュにはもれなく結構な量のサラダが脇についてくるので無理してサラダを単品で頼む必要もない。基本的にはフュージョン料理なので料理名を見ただけでは「これはいったいどういう料理なのだろう?」とちょっと理解できないものもあるが、写真もある上に料理名の下には簡単な説明もあり、さらに辛いものには印がついているので注文するのに途方に暮れるようなことはない。考えるのが面倒であれば、「シグネチャー・メニュー(お店のお勧め料理)」をオーダーすれば間違いないだろう。タイ人にとっては野菜だけの料理というのは満足度が低いのか、むしろ肉をドッと使用した料理がメニューの中心を構成している。店に来ているタイ人たちを見回してみても、テーブルの上に乗っているのは多くが肉料理だ。
チェンマイにあるオーガニック野菜を使った創作タイ料理レストラン、オーカチュー(2) 今まで自分はいろいろな料理をこの店で食べて来たが、「これはハズレだ……」というものに当たったことがないのがすばらしい。中でも特におすすめをあげるとすれば、多くのお客さんが頼んでいるシークロン・サパーンコーン(豚スペアリブバーベキュー。フルとハーフあり)、ステーク・シークロン・オプナムプン・ソース・プリックキーヌー・オーガニック(ハチミツを塗ったスペアリブのステーキ、オーガニック栽培の激辛唐辛子ソース)、オーカチュー・サイクローク・ヤルマン(自家製ドイツ風ソーセージ)、ステーク・ムー・ムアンチェンマイ(チェンマイ風辛いソースのポークステーキ)、サラダ・ナムプリックヌム(チェンマイ唐辛子味噌を使ったドレッシングのサラダ)といったところであろうか。なお、こうした料理以外にもパスタやサンドイッチなどもある。

 注文の時に注意しなければならないのは、サラダを含めてとにかく一品の量がメチャクチャ多い、ということだ。もしカップルで行ったとしたら、メインが1品にサラダ1品で十分だと思う。「それじゃ、あまりにもさびしい」と思うのであれば、ステーキ系を1品にソーセージのようなサイドディッシュ的なものをもう1品、それにパスタやガーリックブレッドのような量が少なめのものを追加する程度で十分だ。それでも食が細い人が2人だと食べきれないだろう。間違っても、2人で行って豚スペアリブのバーベキューのフルなどを頼まないこと(ハーフでも2人では食べきれないだろうが)。気のきいた店員なら注文する時に何か言ってくれるかもしれないが、そうでなければ料理がテーブルに運ばれてきた時に、目が点になること間違いなしだ(笑)
 なので、この店を訪れているタイ人も最低でも4人、普通は6人から10人くらいのグループが多い。中華料理レストランと同様、このくらいの人数がいれば色々な料理を試すことができて楽しいと思う。
 なお、量が多いということもあるが一品の値段は結構高く、2人で行って肉料理にサラダ、飲み物、デザート(ケーキやアイスクリームなど多数用意されている)で合計1,000THBくらいは軽く超えてしまうが、コスパという点で考えればかなりよいと思う。

 このオーガニック店(本店)のある第2環状道路をソンテオなどの公共交通機関が通ることはほぼゼロなので、行くのであれば自前の足の確保が絶必だ。そのため、一般の旅行者にとってはチェンマイ市内中心部にあるエアポート店、もしくはバンコクにある支店のほうがはるかに利用しやすいが、店のコンセプトであるオーガニック野菜を実際に広々とした農園で栽培しているところが見れる(農園は見学可能)など、店の雰囲気は空港店(バンコク店は行ったことがない)と較べると雲泥の差なので、できることならこちらに来てみることをお勧めしたい。
 なお、こんな街はずれにありながら夜はもちろん、平日のランチタイムでも満席になるほど混み合うことが多いので、特に夜は少し時間をずらして行くか予約をするほうがいいだろう。
【2018年1月】



このレストランでも、もちろん使えます




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