チェンマイのレストラン(その他タイ料理の店)


ムー&クン・カタ・スコンター


場所:フワイケーオ通りとスーパーハイウェイ(ニマーンヘミン通り)が交わるリンカム交差点から100mほど北に進み、最初のソイを右折、グランド・ヘリテージ・ホテルを通り越してすぐ先。サンティタムの5叉路からだと、交番のある道を直進し、突き当あたったら左折、またすぐ突き当たったら右折し、荒れ地のようなエリアを通り越した先。
住所:46/1 Huai Kaeo Jet Yod Rd. T.Chang Puak
TEL:053-216666,405123



チェンマイ市内北西部にある食べ放題タイ式バーベキューの店ムー&クンカタスコンター(1)

 この1~2年ムー・カタの店の評判は全体的に言って大きく落ちている。
 それは、肉類を中心とした素材のクオリティの低さであったり、あるいは客が食べ残しで罰金を払いたくないがために、一度席に持って行った具材をふたたびバットに戻したりすることによる衛生面のことだったりで、どの店も以前のような賑わいを見せていないことが多いのだが、そんな状況下でもなお絶大な支持を受けている店がある。そんな店のひとつが、このムー&クン・カタ・スコンターだ。

 店は、スーパーハイウェイから少し奥まった広大な空き地(荒れ地)の一角に造られている。
 平屋の巨大な東屋、というか体育館のような建物で、入口からだと店の一番奥が見通せないほどの大きさだ。たいていの人は、まず店のこの巨大さに度肝を抜かれることだろう。
 聞くところによれば、従業員は総勢150人、皿洗い担当だけでも40~50人いるということで、それだけでも店の規模がいかに大きいかが想像できよう。
 総席数はまったく見当もつかないが、今まで自分が座ったことのある席番号が最大294だったことから想像するに、400~500席はあるかもしれない。テーブルは、4人がけ、8人がけなどさまざまな種類があるので、都合に合わせて選べる。
 店内の北側にはステージがあり、バンド演奏やタロック(お笑い演芸)が入るほか、南側には巨大なスクリーンが2つ設置されテレビ番組を大音量で流したりしているが、それぞれ別の番組だったりして、ステージでの演奏、大勢の客の話し声などと相まって、店内は騒然としている。
 規模は巨大だが、システムは他のムー・カタ・レストランと何ら変わらない。適当な席につくと、店員が飲み物のオーダーを取りに来て(持ち込みは禁止)すぐにカンカンに赤く焼けた炭の入った七輪とカタ(鍋)が運ばれてくるのでドリンク(コーラなどなら25B程度)をオーダーし、店内中央付近に設けられた食材コーナーから好きなものを自由に取ってくるだけだ。
 料金は1人139B(子供70B)で飲み物の氷代(大きなバケツのような容器に入って出て来る)が70Bとなっていて、これはオーダーしなければならない決まりになっている。持って来たものを残すと罰金が20Bだが、エビが残っていると30Bにアップする。また、タレも残すと10B払わなければならないので、アルコールは別で実質的には1人最低200Bくらいにはなるのではないだろうか。それでも個人的には非常に割安な気がするが……。
チェンマイ市内北西部にある食べ放題タイ式バーベキューの店ムー&クンカタスコンター(2) ムーカタの食材の種類はたいへん豊富で、豚肉、鶏肉やレバー、腸といった内蔵類はもちろんのこと、エビ、イカ、赤貝などのシーフード系、ルークチン(つみれ)、各種野菜が用意されている。値段が高い分、他店と比較すると質が高いように思う。
 なお、エビは自席だけでなく、店外に設置されたバーベキュー・コーナーで焼くことも可能だ。
 ムーカタ以外の料理も非常に豊富だ。寿司(個人的にはまったく食べる気がしながタイ人にはかなり人気だ)、ソムタム、シウマイなどの点心類、屋台になっておりその場で作ってくれる揚げ餃子(あっという間に売り切れる。調理している人が日本人に見えるのだが未確認)、春巻(生、揚げ)、焼きそば、炒飯、シークロンムートート(豚のスペアリブ揚げ)、クン・パット・ポン・カリー(エビのカレー炒め)、魚の蒸しものやあんかけ揚げ、塩焼き、ソーセージ、ヤム・プラームック(イカのヤム)、蒸したムール貝など数え切れないほどが出ている。ムーカタをほんの少しにとどめ、これらの一品料理を中心に攻めても、簡単にお腹いっぱいにできるだろう。
 また、並べられるムーカタの具材や一品料理は時間によってかなり入れ替わるので、あまり一度にたくさん取って来ないようにしたほうが色々なバリエーションが楽しめていいだろう。
 食材の置かれたバットの前には“一度持って行った食べ物を戻すのは禁止”と大きく書かれていて、自分が見ている限りではそのようなことをしている人を見たことがないので、衛生面という点ではある程度は安心できそうだ。
 デザートも、ムーカタ・レストランでは定番のルアムミットのほか、ドーナツ、フルーツ、アイスクリームなど種類は豊富だ。

 これだけの席数がありながら、週末の19時過ぎなどは空席を探すのが大変なくらいの客であふれかえるので、少しでも落ち着いて食べたいならその日時は避けたほうがいいかもしれない。
 ムーカタはやはりみんなでワイワイガヤガヤ騒ぎながら食べたほうが絶対においしく感じられる。そういった意味では、日本の鍋や焼肉(ムーカタもその一種のようなものだが)に近いだろう。
 ある程度の人数が集まったら、普通のレストランやタイスキばかりではなく、こうしたタイの庶民的な食事もぜひ旅行者に味わってほしいと思う。
【2010年10月】



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