チェンマイのレストラン(その他タイ料理の店)


SPガイ・ヤーン(ニンニク詰めガイ・ヤーン)


場所:ワットプラシンに向かって左手(南)に走るサムラーン通りソイ1を入って150mほど進んだ左側。お濠沿いのアラック通りから入ってきてもほぼ同距離
TEL:081-4723257、080-5005035



市内中心部にあるSPガイヤーンの店舗全景≪営業時間変更!≫
 SPガイヤーンの営業時間変更の情報をお届けします。
 2017年5月上旬、つい先日ですが、2年ぶりにチエンマイを訪れました。
 17時過ぎにSPガイヤーンに行くと、なにか閑散としてしていて、店員さんが店じまいの最中でした。
 入り口にこんな貼り紙が。「当分の間、営業時間は10:00~17:00です」。
 名物ガイヤーンをつまみにビールを、と思っていたのですがかなりショック。
 みなさまもお気をつけください。
【nokhuukさんの情報、2017年5月】

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 自分が初めてチェンマイに来た1988年当時の雰囲気をそのまま残し、かつ人気店として営業を続けていたSPガイヤーンが、営業していた土地(借地)を地主が売ってしまったため2013年5月に上記の場所に移転、再オープンした。
 ちなみに、旧店舗の記事はこちら

 店は、お濠の中の旧市街、ワットプラシンの南側の通り(寺の反対側の角にはオアシス・スパがある)を少し入っていったところに立つホンテオ(タイ式タウンハウス)の1軒を使っている。移転前の店でも使っていたと思われる、黄色い“SP Chicken”と書かれた看板が目印だ。
 店の入口では、以前と変わらず炭火ロースターで長い串に刺した鶏を焼いており何とも言えぬいい香りが道路にまで漂っている。
 店内は、以前のようなちょっと薄暗くてどことなくうらぶれたような雰囲気とはうって変わって店内は明るく清潔になり、タイに慣れていないきれい好きな旅行者でも利用しやすくなったのではないだろうか。左手は調理場、その脇と奥には青いクロスがかけられた4人掛けの木製のイスとテーブルの席が全部で13~4用意されているが、19時近くになるほぼ満席になることも多い。壁には、おすすめ料理(?)がタイ語で書かれたパネルと、“ガイヤーン 1羽130B 半羽70B”と書かれた赤いプラスチック板が掲示されている。入って右手の壁には、以前の店で隣の家の壁(前の店には壁がなかった)に貼り付けられていた竹の柵がそのまま流用されている。
 注文は、料理がすべて書かれたメニュー兼注文票を渡されるので、料理名の脇の○の枠にレ印をつけて返す仕組み。英語のメニューも用意されており、その場合は店員がオーダーを取ってくれる。旧店では日本語のメニューも用意されていたのだが、新店舗でもあるかどうかはわからない。
 メニュー兼注文票に載せられている料理は、左上から以下の通り。
 *ガイヤーン1羽
 *ガイヤーン半羽
 *ヤムヌアナムトック(牛肉とハーブのヤム)
 *ヤムタップワーンムー(豚レバーのヤム)
 *ヌアトゥム(牛肉の辛いスープ)
 *トムセープヌアブアイ(牛のゼラチン質の入った東北タイ風辛いスープ)
 *ヌアヤーンナムチム(タレに漬け込んだ牛肉焼き)
 *コームーヤーン(豚ののど肉焼き)
 *ラープイサーンムー(豚の東北タイ風ラープ)
 *ヤムムーナムトック(豚肉とハーブのヤム)
 *トムセープムー(豚肉入り東北タイ風辛いスープ)
 *ヤムウンセン(春雨のヤム)
 *ヤムムーヨー(豚肉ソーセージのヤム)
 *ソムタムクン(干しエビ入りソムタム)
 *ソムタムタイ(一般的なソムタム)
 *ソムタムプー(塩漬けサワガニ入りのソムタム)
 *スープノーマイ(タケノコの北タイ風和え物)
 *パックブンファイデーン(空芯菜の唐辛子炒め)
 *カナーナムマンホーイ(カイラン菜のオイスターソース炒め)
 *パットパクルアム(ミックス野菜炒め)
 *カイパットメットマムアン(カシューナッツの卵炒め)
 *シークローンムーヤーン(豚スペアリブ焼き)
 *トムヤムクン
 *トムヤムガイ(鶏肉のトムヤム)
 *ラープウンセン(春雨のラープ)

市内中心部にあるレストラン、SPガイヤーンのガイヤーン ご飯はカオニヨウ(もち米)とカオスエイ(うるち米)が選べる。また、一番下には“一度頼んだカオニヨウとカオスエイは戻す(やっぱりいらない、と言って会計から除く)ことはできません!”と書いてある。友人に聞いたところ、タイ人は頼んでからいらないと言ってお金を払わないことも多いので、それを防ぐためらしい。
 もちろん、この店の最大の売り物はガイヤーンである。内臓を取り除いた鳥の内側にニンニクをベースにしたペーストをたっぷり塗りこんでから炭火でパリッと焼いたガイヤーンは、ブロイラーを使っていながら臭みや肉のブヨブヨ感がなく、食べ始めたら止まらない。ほかの料理のことを考えると2人だったら半羽にとどめておいたほうがいいと思うが、“もっと食べたい!”と物足りなさを感じること間違いなしだ。
 ほかに何を食べてもハズレはないが、自分が特にお勧めと思う料理は、ヤムヌアナムトック、ヤムタップワーンムー、トムセープヌアブアイ、コームーヤーン、シークローンムーヤーンといったところであろうか。中でもシークローンムーヤーンは、割と単純なスペアリブの炭火焼のようだが実にいい味を出しており、骨の周りにこびりついた肉をいつまでも歯でこそげ落としてからもなお骨をしゃぶりたくなってしまう。ビールのおつまみに特に向いていると思う。
 1品の料理の量はそれほど多くないので、3人ならガイヤーン1羽に料理を5品くらい頼んでもペロリと平らげられるだろう。

 SPガイヤーンの料理は、本来であれば東北タイが本場のものが多いのだが、タイ北部でも同様に広く食べられており、どちらかというともち米文化圏の料理と呼んだほうがふさわしいのかもしれない。
 移転したのがワットプラシンのすぐ裏手であり、営業時間が11時から21時と旧店と違ってランチタイムも営業するようになった(おそらく付近の役所勤めのお客を狙ってのことと推測される)ので、より一層利用しやすくなった。
 チェンマイに来たのであれば、ぜひ一度は訪れてほしいレストランだ。
【2013年9月。一部写真提供:江崎さん】



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