チェンマイのレストラン(その他タイ料理の店)


セーンカム・テラス(フュージョンタイ料理)


場所:市の西部を流れる運河に沿って走る道路をハーンドーン方面に、ステープ通りとの交差点からならおよそ6~7km進むと右手に「バーン・ナイファーン・プロジェクト2nd」という高級住宅街がある。守衛の立っている入口の門をくぐり、そのままさらに1kmほど住宅街の中をまっすぐ進んで行くとクラブハウスが見えてくるが、その2階
住所:Clubhouse Ban Naifan Project2nd
199/163 T.Maehea A.Muang
TEL&FAX:053-838990



チェンマイ南西部郊外にある高級レストラン、セーンカムテラスの店内写真 チェンマイの南西、というよりもむしろハーンドーンの街に近いところにある超高級住宅街のクラブハウスに併設されたタイ料理レストラン。「バーン・ナイファーン・プロジェクト」と呼ばれるその住宅街は、とてもそこがチェンマイとは思えないような、実にきれいに整備された広大な敷地の中に豪邸が立ち並んでおり、その一角にプールとテニスコートが併設されたすごく大きくて立派なクラブハウスの建物があるのだが、その2階がレストランになっている。店の名前は“金の輝きのテラス”というような意味で、いかにも、というカンジだ。
 クラブハウスの中に入り、石造りの象が左右に置かれた階段を上がっていくと、正面にメインダイニングルームが見えてくる。内部には、シルクのクッションが置かれた高級そうなイスとキャンドルが灯されたテーブルが並べられ、その上には質感のある食器類、それに合わせたような落ち着いたカンジの室内の調度品と細部にまでこだわりが感じられる。ダイニングルームの正面のスペースには自動演奏のピアノも置かれており、音楽を奏でてさらに雰囲気を盛り上げている。また、席は外のテラスにも設けられているので、オープンエアでの食事も可能だ。
 料理は、ヌーベルキュイジーヌ風タイ料理とでも呼べばいいのだろうか、この店ならではのオリジナル・アレンジの加えられたメニューが中心。今回オーダーしたのはヤムタックライ(レモングラスのサラダ。この店の名物料理)、ヘットホームデーッドディオ(シイタケをサッと揚げたもの)、パッタイ(タイ風焼きそば)、トートマンクン(エビのミンチのフライ)、ウンセンパットカイケム(春雨と塩卵の炒めもの)、トムヤムクン、エビのゴマ揚げ、ポッピアユアム(ベトナム風春巻)、カオマンソムタムムー(カーオマンガイの鶏肉のかわりにソムタムとゴマをまぶした豚肉の揚げものが具として添えられている。ゴハンはココナツ(?)を入れて炊かれたものが別の器に入れられてくるので、それを皿にあけて自分で具を乗せて食べる)、デザート(ゴマアイスクリーム、ドリアンアイスクリーム)だったが、どれも辛さが抑えられた上品な味で、タイ料理にあまり慣れていない旅行者でも十分楽しめると思う。一般的なタイ料理を食べ慣れている人にとっては辛さの点で物足りないかもしれないが、しばしば旅行者向けにアレンジされたタイ料理が、辛さだけを取り除いた結果、味のバランスが崩れてしまっておいしさそのものを失ってしまっているのに対して、ここの料理はさすがにそんなことはなく、全体にきちんと味が調えられており、満足できるのではないだろうか。
 自分が行った時には、7人で上記の料理(だいたい各2皿づつ)のほかにハウスワインを2本空け、一人あたりだいたい500Bであった。タイの一般的な食事の値段を考えるとかなり高い気がするが、これだけの雰囲気の中でこれだけの料理を食べられることを考えると、旅行者の実感としてはすごく安いと思う。一緒に食事をした方がおっしゃっていた「高いけど、安いですね。」という表現に妙に納得させられた。
 チェンマイの街から車で15分以上はかかるし、一般道(カナル通り)からも1km以上は離れていると思われ、またその一般道自体も夜はトゥクトゥクやソンテオなどの公共交通機関はほとんど通らないので、自前の足がない場合は必ず帰りの足の確保をしてから行くこと。さもないと、せっかくの楽しい食事の後がとても悲惨なことになることは間違いないと思われる。なお、割と近いところにこの高級住宅街プロジェクトの「1st」があるらしいので、車に行き先を指示する時は「2nd」とハッキリ告げたほうがいいようだ。営業時間は11:00~22:00で、無休。
【2003年6月】



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