チェンマイのレストラン(その他タイ料理の店)


ワーンラムーン(フュージョンタイ料理)


住所:1 Chiang Moi Rd. Soi2
TEL:053-232328
WEBSITE:www.wanlamun.com



チェンマイ市内中心部にある高級フュージョン料理レストラン、ワーンラムーン チャーンモイ通りのソイ2を入ってすぐ左手の大きな一軒家を改造した、裕福なタイ人の間で人気の高級フュージョン料理レストラン。
 連れて行ってくれた友人によると、お堀の中の旧市街のほぼ中心部、カーオマンガイの名店キアット・オーチャーの並びにある同名の菓子店の息子さんがフランスで修行してこの店を開いたとのことだ。

 ごく普通の家の門を入ると、車が3台ほど止められる駐車スペースがあり、右手に半オープンエアのテラス風の席が10ほど、正面の建物の中にケーキのショーケースとエアコンの効いた席が6つほど用意されている。また、テラス席の奥は料理教室になっていて、メニューの表紙にも“Thai Cooking School”と書かれ、さらに曜日ごとの授業内容(何の料理を教えてくれるのか)が載っている。
 メニューは、写真つきのタイ語・英語併記の大変見やすいものが用意されている。Appetizer&Salad、Thai Main Dish(To Share)、Patisserie、Drinkに分かれている。このことからも分かる通り、タイ料理をアレンジしたものが中心となっている。その中でも特に魚料理が充実しており、値段的には100~250Bが中心といったところで、この手のフュージョン料理のレストランとしては決して高くはない。また、中にはスパゲティなど普通の料理のように見えるものもあって、このサイトではフュージョン料理レストランと分類したが、オーダーの仕方によっては純粋なタイ料理、あるいは西洋料理レストランとしても楽しめるかもしれない。なお、ケーキは冷蔵ショーケースの中に10種類くらいが置かれており、100Bくらいが中心価格帯となっている。
 料理は全体的にあっさりとしており、フュージョン料理といってもやたらとこねくり回したりはしていない。“オリジナルの料理にほんのひと手間加えてみました”といった印象で、個人的には好感が持てる。
 これまで食べた料理の中で、いくつかについて感想を記す。

*パンプキンスープ……ごく普通のパンプキンスープだが、非常になめらかな舌触りよい。真っ白な皿に入れて供され、パンもついてくる
*ガイトートガー……鶏肉のゴマ揚げ。揚げた鶏肉にゴマをまぶしただけのように見えるが、下味のつけ方に工夫が感じられる。調理する人の腕のよさが感じられる一品だ
*ツナヤーン……3cmほどに厚切りにしたマグロの表面をカツオのたたきのように炙って黒コショウをまんべんなくまぶしてある。ペッパーステーキを魚で作ってみました、というようなところだろうが、肉のような臭みのないマグロを合わせたにしてはコショウが際立つことがなく、非常によくまとまっている。ご主人の趣味だろう、フレンチ風の添え物が脇についてくる
*プラータプティムパットチャー……ティラピア(プラータプティム)のハーブ炒め。カリッと揚げた魚に黒コショウとミント系のハーブ、中国醤油(?)味ベースのソースをからめてある。非常に上品な味でありながらエッジが細部まで立っており完成度が高い。個人的に特にお勧め
*クンチューチー……大ぶりのエビを水気のないレッドカレーソースで和えたもの。美しい盛り付けで見た目にも楽しめる。

 ケーキは、アフタヌーンティーの時に使われるティースタンドに乗せて運ばれてくる。が、その出来栄えは、料理に負けずとも劣らずすばらしいものだ。やはり、フランスで修行してきた成果なのか、見た目、味ともに日本のそこら辺のヘタなケーキに比べたらはるかに上を行っている。もっとも、値段も日本並みかそれ以上だが、環境の違うタイでこれだけのものを作るには相当の努力と工夫が必要なはずだ。“タイはケーキとパンだけはぜんぜんダメだ”というのが旅行者の間では定評となっていた頃とは隔世の感がある。この店に来る機会があったら、最後にケーキを入れるお腹の余裕はぜひ残すように料理をオーダーすることをお勧めしたい。

 市内のど真ん中で、観光客にも訪れやすく、タイのちょっとスノップ(決して気取ってはいない)な雰囲気の中で、気楽にオシャレな盛り付けと上品な味付けの少しだけ変わったタイ料理が食べられるとという点では、特にカップルにお勧めできるかもしれない。 年中無休で11:30~22:00のオープンとなっていて、午後の休憩がないのでお茶とケーキだけでも利用価値があるだろう。
 なお、併設の料理教室は、月曜から土曜まで、4人グループ単位で受講するようになっている。毎日作る料理が異なっているので、6日間連続で参加することも可能だ。
【2011年11月】



出発3日前まで予約可能、片道切符も買える




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