チェンマイのレストラン(タイ料理以外の店)



ダ・アントニオ(高級イタリア料理)


住所:11/1 Charoenprathet 12 Rd. T.Changklan(グーグルマップ
TEL:053-233160、087-1849107
WEBSITE:http://www.giorgiochiangmai.com/da-antonio/
E-MAIL:giorgio_chiangmai@hotmail.com



チェンマイにある高級イタリアンレストラン「ダ・アントニオ」の外観 チェンマイ市内のほぼ中心部にある、在住の欧米人に特に人気の高い高級イタリアンレストラン。

 店は旅行者でも行きやすいロケーションだ。ナイトバザールのあるチャーンクラーン通りをシードーンチャイ通りとの交差点から600ほど南に進むとエンプレスホテルの入口があるので、そこから20~30m先に行ったところのソイ12を左折、すぐ右手の一軒家になる。夜ならば、ソイの入口に電気のついた看板が出ているのですぐわかるだろう。
 一軒家を改造した店は通りに面して広い庭を有しており、道路に近い部分は半分が駐車場、半分がレンガ積みの大きなバーベキューグリルが設置された芝生スペースになっている。11月から2月の月曜と金曜の夜はこのグリルを使って作った料理をライブ音楽とともに芝生に作られた席で楽しむことができるようだ。駐車場を越えるとそこは赤と緑の傘がいくつもさしかけられたテラス席になっている。酷暑期でもなければ、こちらの席での食事も気持ちがいいだろう。ただし、時期によっては蚊が出ると思うので虫除けを持って行くほうがよい(お店でも用意しているかもしれないが未確認)。
 メインの客席は当然家の中にある。扉を開けると、元々はレストランとして作られたのではないことをうかがわせる普通の家の面影を残した広々とした空間が広がっており、中にはゆったりとテーブルが配置されている。主にカップルが座っていることが多い窓際の4人席のほか、6人ほどが座れるテーブル、つなぎ合わせることで10人くらいのグループにも対応できる中央付近のテーブルなど、いくつものバリエーションがある。濃淡の異なるクリーム色の記事を使ったテーブルセッティングが、お店の雰囲気を引き立てている。

 店のメニューは完全日本語併記のものが用意されており、店員がこちらが日本人だと気がつけばそれを持って来てくれる。表紙を開けると、まずは手書きのその日のおすすめメニューがあり、あとはスターター、前菜、肉料理、魚料理、ピッツァ、種類ごとのパスタ、デザートと続く。メニューの日本語はキチンとしており、それがあればオーダーは簡単だ。料理は、パスタを除けば結構な量があるので2人であればアンティパスト(前菜)に魚料理もしくは肉料理を1品、サラダ、ピッツァ(とパスタ)、最後にデザートまでつければ間違いなくお腹がいっぱいになると思う。ストゥッツィキーノ(突き出し)もバケットの上にマリネを乗せたものなど、結構しっかりとしたものがサーブされるほか、バターつきのプレーンなバケットもまた別に出てくるので、料理が出てくる前に食べすぎないように注意しよう。
 また、ワインのメニューは別にあるが、もし店主のイタリア人男性(アントニオさん?)がいれば色々と相談できる。ワインセラーはないようだが、店内に大きなワインの棚があり、希望の色や産地、ブドウの品種もしくは風味などを伝えれば棚から何本か持って来て説明してくれるだろう。そこまでしなくても……というのであれば、ハウスワインも十分イケる。赤・白それぞれ3種類くらいあり、いつ頼んでも感心するほどおいしいものが選ばれている。しかも、この店のハウスワインはグラスにかなり多めに注がれて来るので、2杯も飲めば結構な量になる。

チェンマイにある高級イタリアンレストラン「ダ・アントニオ」の料理 イタリア北部のビチェンツァから来ているシェフが腕をふるうイタリア料理は、日本にあるイタリアンレストランが日本人の好みに合わせて出すような軽くてあっさりしたのとは異なり、比較的どっしりとした、しっかりと味付けをした感じだ(チェンマイのイタリアンはこれがスタンダード)。しかしながら、食べていると飽きが来るようなくどさ、しつこさはまったくなく、いつ行っても完食してしまう。
 個人的なおすすめは、アンティパストからは牛肉のカルパッチョ、アスパラガスにイタリアハムを巻いてソテーしソースをかけ回したもの、メインは牛フィレ肉ステーキのポルチーニ茸ソースまたはリブステーキ・マッシュルームソース、ピッツアなら生ハムとオリーブの実をメインの具材としたピッツア・エディー、パスタはペペロンチーノか貝柱のベネチア風クリームソースのフィットチーネといったところであろうか。特にこの店のパスタ(特にスパゲティ)は、麺の茹で具合が絶妙なまさにアルデンテ、という感じの歯ごたえがあり、いつも感心してしまう。自分はチェンマイに住むようになってから、ちょっと豪華な食事や会食というとイタリア料理を食べることが圧倒的に多くなりずいぶんとあちらこちらの店を利用してきたが、その中ではここのパスタはナンバーワンと言ってもいいと思う。

 一番上のお店のウェブサイトのURLやE-MAILアドレスを見て気がついた方もいるかもしれないが、この店はナイトバザールのすぐ南、この店からだとまっすぐ北に行ったところにあるジョルジョの姉妹店で、ジョルジョはお父さん、このダ・アントニオは息子さんが経営しているらしい。料理のクオリティーはどちらも似たようなレベルだと思うが、前者はナイトバザールに近く来店客の中心が旅行者になっているようで、店内の雰囲気もより大衆的で少し騒がしいことも多い。が、それと比較するとこちらのダ・アントニオは在住者が主要顧客になっており、店内はたいていこぎれいに着飾った欧米人かタイ人の少し年齢の高い裕福そうなカップルや3~4人のグループが多く、いつも静かな雰囲気で落ち着いてゆったりと食事をすることができるので、自分にとってはお気に入りの店のひとつとなっている。
 予算的には、飲み物は別にして1人1,500THBもみておけば十分だと思う。チェンマイ(タイ)では破格の値段ではあるが、東京のこれに近い雰囲気(というか、そもそもこのようにスペースをぜいたくに使った一軒家レストラン自体がほとんどないだろうが)と味の店で食べたら軽く3~4倍はするのではないだろうか。チェンマイでちょっと贅沢な食事をしたい時、あるいは何かの記念日のディナーといった時には特におすすめだ。なお、週末の夜は予約をしたほうがいいと思う。
 営業時間は月曜日が18時~22時半、それ以外の日が11時半~14時半、18時~22時半となっており定休日はない。
【2018年5月】



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