チェンマイのレストラン(タイ料理以外の店)



ティパロット[味露飯店](一般中華&タイ料理)


行き方:ラタナコーシン通り沿い。ワローロット市場からだとピン川右岸を走るワンシンカム通りを北に進み、ラタナコーシン通りとの交差点(ラマ9世橋西詰)にぶつかったら左に曲がるとすぐ左手
TEL:081-8842168



チェンマイ市内北部にある大衆中華料理の店、ティパロット(味露飯店)の外観写真 以前は、お堀の東側外を走るチャイヤプーム通りのチェンマイで一番大きいレンタカーショップであろうノーザンホイールズの裏手(ちょうどソムペット市場からお堀をはさんだ向かいあたり)にあり、小さくて目立たないが常にお客でいっぱいだったレストランが、再開発(現在は小さなショッピングモールになっている)に伴い2005年当地に移転してきた。自分は旧店時代からよく行くお気に入りだったのがある日突然なくなってしまい残念に思っていたのだが、市内をドライブ中に偶然ここに移っているのを見つけ、それ以来駐車がしやすくなったこともあり、以前にも増してよく行くようになっている。
 ラマ9世橋の西詰に移転した現在も、古い店に掲げていた赤い看板をそのまま使用し、そこに大きく「味露飯店」と書かれており(通りに向けては、写真のように大きくタイ語で店名の書かれた看板が出ている)、車やバイクが常に何台も止まっているのですぐに見つけることができるだろう。新しい店は席数も多くなり、テーブルにはブルーのビニールクロスがかけられ以前よりも清潔になって旅行者も利用しやすくなったと思う。

 店のメインの看板が漢字で書かれていることからもわかる通り、この店は中華系の料理が中心で、トムヤムなどタイ料理も若干あるがやはり絶対前者を中心にオーダーすることをお勧めする。メニューは、タイ語のものと英語のものがあり外人とわかると英語のものを持って来るが、タイ語のものの半分くらいしか料理が載っていないので、タイ語のできない人はわかる人と一緒に行くか、キッチンの前に色々な食材が並べられているのでそれを指差せばおそらく適当に料理を作ってくれると思うが、たいてい店は大勢の客でごった返しており店員もものすごく忙しそうにしていることが多いので、あまり愛想よくかまってはもらえないかもしれない。
 メニューは、カオパット(炒飯)、炒め物、スープの3つのパートで構成されている。ここからも想像がつくかもしれないが、この店の最大の売りものは何と言ってもカオパットだ。ムー(豚肉)、ガイ(鶏肉)、クン(エビ)、プー(カニ)などから具を選ぶことができるが、ご飯はパラパラに仕上がっているのに具はしっとりとして重量感を失っておらず、味を含めたその絶妙なバランスにはいつ行っても言葉が出ないくらいの感動を受ける。屋台や一般の店で出されるカオパットの多くが、具の切り方が大雑把なためにご飯との釣り合いが取れていなかったり、トマトの水分が出てしまいベチャっとなってしまっているのに対して、この店では写真でもわかる通りトマトは使わずメインを含めたそれぞれの具は細かく切られ、米とのバランスが考えられていることがわかる。量も普通の店より多く、ほかの料理も食べることを考えれば2人なら1皿あれば充分だろうが、それでいて25B(エビ・カニは30B)という値段に抑えられているのも人気の理由のひとつであろう。唯一の問題点としては、油にピーナツオイルを使っていることで、その風味が苦手な人(結構多い)は残念ながら自分とはまったく逆の評価を下しているので、該当する方はこの店は避けたほうが無難かもしれない。
チェンマイ市内北部にある大衆中華料理の店、ティパロット(味露飯店)のカーオパット(炒飯)の写真 ほかの一品料理も中華系なら何を頼んでもたいていレベルの高いものが出てくるが、特に個人的に気に入っているのはレバーとニラの蕾(ドーククイチャーイ)の炒めものと魚のショウガ炒めをあげることができる。自分はこの店で初めてニラの蕾という食材を知ったのだが、見た目はニンニクの芽にもちょっと似ているもののそれよりもずっと柔らかく、日本で普段食べられているニラの葉よりもずっと繊細な香りと味がする。それにこれまた柔らかなレバーのスライスを組み合わせて炒め、醤油ベースのタレにからめたこの料理は日本のレバニラにも通じるところがあるが、そのおいしさは日本のそれを完全に凌駕している。そのすばらしい出来ばえを生んでいるのは何なのだろうか?といつも考えるのだが、やはりひとつには、カオパットにも共通するのだろうが、火の扱い方にあるのではないかと推測している。一方後者は、小口に切った白身魚をいったん唐揚げし、それにネギとショウガを合わせて炒めてある、台湾などでもよく目にする料理だが、魚を揚げることによって引き出された香ばしさとパリパリ感をネギとショウガを加えることによってさらにエッジを効かせていて、これまたすばらしい。店員に「魚料理でお勧めは?」と聞いた時に真っ先にこの料理をあげたが、やはりそれだけのことはあると感じる。
 メニューに載っているすべての料理を食べたわけではないが、これまでオーダーしたものはすべてレベルが高く満足のいくもので、期待ハズレだったことがない。値段も一部の魚料理を除いてほとんどが30~40Bと激安と言えるだろう。

 ナイトバザールやターペー門など市内中心部から少々離れてはいるものの、多少無理をすれば歩けないこともない(30分はかからないだろう)程度のところにあり、ピン川のすぐそばで大通りに面しているので、ロケーション的にもチェンマイが初めての旅行者でも行きやすいだろう。客のほとんどは中国系のタイ人で、テーブルをつなげておじいさんおばあさんから赤ちゃんまで、一家全員で食事に来ているのを目にすることもしばしばだ。
 営業時間は18時~23時となっているが、土曜や休日前などは19時過ぎに行くと満席のこともあるほか、遅い時間になると一部の食材が品切れになってしまうこともしばしばなので、なるべくなら早い時間に行ったほうがいいかもしれない。
【2015年4月写真追加】

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 2010年、日本語のメニューが用意されるようになった。紹介されているのは30~40品ほどだが、タイ語のみの非常に小さい文字がびっしり並んだ読みにくいメニューしかなかった時に比べれば、タイ語が読めない人はもちろん、タイ語が読める人にとっても大変役に立つことだろう。
 お店のご主人の話によれば、日本人のお客さんが作ってくれたとのこと。どなたかはわかりませんが、素晴らしい仕事です。ありがとうございます!!(^^)
【2011年1月。写真も追加】

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チェンマイ市内北部にある大衆中華料理の店、ティパロット(味露飯店)のエアコンつきVIPルーム もともとの店に向かって左手、駐車場への道をはさんだところにエアコン付きのVIPルームができた。こちらを利用すると、ひとり5B(!)の利用料がかかる。
 料理の値段だけでなく、こんなところもえらく良心的だ。
【2012年7月。写真も追加】








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