チェンマイのレストラン(一般タイ料理の店)



カーオマオ・カーオファーン(一般タイ料理、ジャングルレストラン)


住所:181 Moo7 Ratchaphruek Road T.Nongkwai
TEL:053-838444,441908
FAX:053-441908
WEBSITE;http://www.khaomaokhaofang.com/



チェンマイ市内南部にあるタイ料理のジャングルレストラン、カーオマオ・カーオファーンの店内風景写真 市内から国道108号線を南に進み、ロータス、カーフー、Big-Cを左に見ながら第1環状道路との交差点を通り過ぎさらに進むとラーチャプルック通り(国道3044号線)との交差点があるのでそこを右折、500~600mほどのところにある大型のアウトドア・レストラン。

 ちょうど空港の南に位置する高級分譲住宅街の中にあり、国道108号線を右折して旧花博会場(ナイト・サファリ)方向にラーチャプルック通りを進んで来た場合は、いったん店を右手に見やりながら1kmほど行ってからUターンすると、左手に大きな店の看板が見えて来るので、それにしたがって入っていくと、正面に大きなレストランが見えてくる。

 駐車場の先にある店は、鉄骨でできた巨大な東屋、というかドームのようなものが2つつながったような構造になっており、まずはそのスケールに驚かされる。手前のメインのドームにはバーカウンターが造られ、席は30くらいあるだろうか。自分が最後に行った時には、まだ片方のドームにはテーブルがほとんど置かれておらずあまり使用されていないように見受けられたが、友人の話によれば最近では土日などは予約しないと席の確保が難しいらしいので、今は様子が違っているかもしれない。
 手前のドームの脇、入口近くには大きな池があり、水辺に沿うようにして2つに分けられたスペースにそれぞれに10ほどの席が用意されている。
 さらに、あまり利用されていないドームの奥には喫茶店の建物があり、食事をせずにお茶だけを取ることもできるようになっている。
 その脇にはトイレがあるのだが、そこもまたジャングル仕立てになっており、洗面台の水は普通の蛇口ではなく、小さな滝のようなところから出てくるようになっていて、店のコンセプトに沿って細部にまで手をかけた跡がうかがえる。
 ドーム状になった部分の店内には至るところに大小さまざまな木々が植えられ中には見上げるような高さのものもある。最奥部には効果的にライティングされた壁のように広がった人工の滝と川が流れ、まるでジャングルの中に迷い込んだような錯覚にすら陥ってしまうかもしれない。
 ちなみに、アメリカ在住の友人によれば、このような店は“ジャングルレストラン”と呼ばれ、大きなショッピングセンターの中にはたいていあるとのこと。もしかしたら、それらをヒントに造られたのだろうか。
 また聞くところによると、店はもともとは“レイン・フォレスト”という名で花博に合わせてここで営業を開始する予定だったのだが、タイにはよくある話で会期には間に合わず閉幕後にオープン、現在に至っているらしい。今の店名は、オーナーの娘さんの名前にちなんでいるらしいのだが、レイン・フォレストのほうが店のコンセプトがハッキリ伝わっていいような気がするのだが……。

 メニューは英語併記で一部の料理の写真つきの立派なものが用意されており、Recommended Dishes、Special Cuisine、Fresh River Fish、Local Food、Chili Dip、Deep Fried/Grilled、Yam(Thai Spicy Salad)、Thai Spicy Soup、Thai Curry&Spicy Fried、Stir Fried&Soup、Thai Hot&Sour Soup、Individual Dishes Special、Icecream、Desert、Cocktail、Frostyなどなどに細かく区分されている。中には“Non Alcohol Punch”というコーナーもあり、お酒を飲まない人にはうれしいだろう。
 値段的には80~150Bが中心で、魚だけは200B程度だが、店の雰囲気などからすれば非常にリーズナブルに感じられる。
 自分が出かけた時にはほとんど外人は見かけたことがないが、おそらく英語も問題なく通じると思われる。
 肝心の料理の味のほうも、店の雰囲気に負けないだけのレベルを保っている。特に感心するのは全体的な味のバランスで、どの料理を食べても複雑な味の組み合わせをヘンにこねくり回すことなく微妙に表現しつつ、それでいて素材本来の持つ風味を決して失わせてはいない。まさに、タイ料理の醍醐味とも言える部分を感じることができるだろう。

 個人的にこれまで食べた料理の中から気に入ったものをあげると、
チェンマイ市内南部にあるタイ料理のジャングルレストラン、カーオマオ・カーオファーンの白いウコンのサラダの写真*魚のハーブ揚げ……カタイ(?)という名のハーブ系の野菜を合わせてある。切り身の魚のフライのカリカリ感が心地よい
*プーニムトートクラティアム……エッジの立った非常にシャープな味。この料理は自分の好物で、メニューにあればたいていオーダーするのだが、ここまでの出来のものにはなかなか出会うことはない
*白いウコンのサラダ……少し酸味のある独特な風味が特徴的。ほかの店では目にした記憶がないので、店のオリジナルか珍しい料理なのかもしれない
*エビのチリオイル炒め……見た目は辛そうだが、口に入れると甘さが広がって、その裏切られ感がまた楽しい
*トムヤムガイ……ココナツミルクを使わないクリアなスープだが非常に辛い。個人的にはとてもおいしく感じたが、辛いものが苦手な人は避けたほうがいいかもしれない
*ホーモックタレー…ココナツを器にしている。おそらく自分たちで作っているか、そうでなければ特別に作らせていると思われる非常に小粒のルークチン(つみれ)が中に入っており、よいアクセントになっている
*ゲーンリエンクン……辛さはさほどではなく、非常に複雑でありながら具材ひとつひとつの味がしっかりと立っており、絶妙なバランスのすごく上品な仕上がりになっている。今まで色々な店でこの料理を食してきたがその中でも衝撃的といってもよいくらいの素晴らしさ。超お勧め
*ガイピンタクライホーム……店のお勧めのひとつで、英語ではGrilled Chiken With Lemon Glass And Chiliとなっている。レモングラスのさわやかな香りが鶏肉とよく合わさり、いくらでも食べられるカンジだ
 一皿の量もそれほど多くないので、少人数で行っても色々な料理が楽しめるだろう。

 店のパンフレットを見ると、もう一軒メーソットにも店があるようで、そちらは建物の部材にすべて本物の木を使っているとのことであった。チェンマイのこの店では、ドームを支える柱や天井の骨組みなどは木に似せた鉄柱が使用されていたりして、どうしても“造られた”感が出てしまっているが、すべて木だとどんな店が出来上がるのか、ぜひ一度足を運んでみたいものだと思う。
 店のあるラーチャプルック通りは昼間でも交通量が少ないので、行くのであれば帰りの足を確保していったほうがよい。国道108号線まで歩けば夜遅くでもソンテオなどは比較的簡単に捕まえられると思うが、店から国道までの道は人気がほとんどないため、安全面からお勧めしない。
 営業時間は、11:00~22:00。
【2010年4月】



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