チェンマイのレストラン(チェンマイ(北タイ)料理の味わえる店)



フアン・ムアン・チャイ(一般北タイ料理)


住所:24 Ratchapruek Road T.Changpuak
TEL:053-404998、085-031-4555、089-701-2894



チェンマイ市内北西部にあるチェンマイ料理レストラン、フアンムアンチャイの店内概観 チェンマイ市内北西部、フワイケーオ通りの日本人も多く住むと言われているナコンピン・コンドミニアムの脇の道を入っていたところに、2011年11月にオープンした北タイ料理専門レストラン。

 店は、少々わかりにくい場所にある。フワイケーオ通りのナコンピン・コンドミニアムの脇(以前チェンマイ・コカ・レストランがあった)を入っていき、道なりに右・左と曲がった先の右手になる。ロケーションの不利さを補うためか、周囲のかなり広い範囲の道路沿いに店の捨て看板(タイ語のみ)が出ているので、それが多少頼りになるかもしれない。周囲には大きなレストランはないので、道さえ間違えなければ割と簡単に見つけることができると思う。
 店そのものは木造のそれなりに凝った造りになっている。店のメインの入口を入ったすぐのところには小さな水が流れる庭園が造られている。そこを通り抜けて一段上がったところに10ほどの席がある。この席のスペースの奥には、おそらく昔の北タイの裕福な家の内部を再現したと思われる6畳ほどのスペースも造られているので、店に来たらぜひのぞいてみよう。さらに、入口正面の階段を上がったところにも7~8つの席があり、コロニアル風のパラソルが飾られている。
 店内には、布やちょっと古そうに見えるポットなどの家庭雑貨、さらには店に来た有名タレントと店員が一緒に写っている写真などか飾られ、それなりの雰囲気を醸し出している。ルアンカムインのように、圧倒されるような重厚感のようなものはないが、シンプルでおしゃれな空間とでも言ったらいいだろうか。
 メニューは開店以来たびたびリニューアルされており、2013年1月現在使われているのはおそらく第3版になる。日本語・英語併記で料理名だけでなく料理の説明まで翻訳されている上に、すべての料理が写真つきなのでオーダーしやすい。料理の種類は50~60種類とそれほど多いわけではないが、素晴らしいのはすべてが北タイ料理になっている、ということだ。 メニューの表紙にも日本語で“チェンマイ郷土料理”と書かれており、これほどまでに見事に北タイ料理だけに絞りこんでラインナップしている店、というのはチェンマイ広しといえども、そうそうあるものではないだろう。店員も全員がチェンマイ語で話しており、雰囲気づくりに一役かっていると同時に店のこたわりを感じさせる。
 場所柄外国人(旅行者というよりも、ロングステイなど住んでいる人)も多いと思われるのだが、店のマネージャーらしき女性に聞いたところ「それが、あまり英語はできないんです。なので、ファラン(白人)のお客さんが来ると困っちゃうんですよ」とのことだった。まあ、メニューが完全写真つきなので、言葉が通じなくても途方にくれるようなことはないだろうが……。
 これまで食べた料理の中で印象に残ったものを記すと、

チェンマイ市内北西部にあるチェンマイ料理レストラン、フアンムアンチャイのオードブルムアン *オードブル・ムアン……ホウロウのお盆に入れて供され、チェンマイ料理の代表的なものが一度にちょっとずつ楽しめるのて、旅行者にも便利
 *ムー・トート……タラート(市場)などでは極めて一般的な、コンムアン(チェンマイ人) の家での食事では定番のおかずだが、この店のものはこぶりの骨付き肉をしっかりと揚げており、いくらでも食べられる感じだ
 *ゲーンプリー……バナナのつぼみのゲーン。ほのかな甘い香りが漂う非常に繊細な味のスープで、辛いものが苦手な人でも食べられる
 *ガイ・ムアン・ヌン・サムンプライ……地鶏を大きくぶつ切りにして唐辛子ベースのスープで煮込んであり非常に辛いがうまい。個人的にはこの店一番のおすすめ
 *ゲーン・パカーチョー……たくさんの青菜に鶏肉が入った薄味の日本人にもなじみやすい辛くないスープ
 *ラープ・プラー・コア……普通は結婚式や新築祝いなどのおめでたい席で出される料理だが、今やチェンマイ料理レストランでは定番となっている。普通なら豚肉を使うところをこの店では魚を使って作っている。豚肉に比べてあっさりとしており、より一層食べやすくなっている
 *スープ・ノーマイ……発酵させたタケノコを使ったスープだが、あまり発酵が進んでいないものを使用しているのか独特の臭みがあまり強くなく、あっさりとして食べやすい

 色々食べてみた感想としては、特にスープ、ゲーン類のレベルが高いと思う。素材を生かした薄味に仕上がっているが全体のバランスが非常に優れている。また、一品の量が非常に少なく、2~3人で行ったとしても、結構な種類の料理が楽しめるので、普通の店よりも多目にオーダーしても問題ない。
 以前、店がまだ建設中だった時に、そこにいた経営者の一人と思われる人からオーナーは渋谷にレストランを持っていると聞いたのだが、それを裏付けていると言っていいのかどうかはわからないが、予約テーブルの上に置くプレートは日本製と思われる漢字で“予約席”と書かれたものが使われているほか、上記の通りメニューが完全日本語併記となっている。

 大通りから少し奥まったところにあり、隠れ家的な雰囲気もあり、料理の量が少ないので色々なものが楽しめるし、何より原則北タイ料理以外のものを用意していないというこだわりに好感を持った。
 チェンマイが初めてで、北タイ料理を堪能したいというような人にはうってつけの店だ思う。上記の通り一品の量が極めて少なく、カーオソイなどもあるので、一人でも入りやすい。ロケーションに多少の難はあるものの、最も日本人旅行者が利用しやすいチェンマイ(北タイ)料理レストランのひとつだと言って間違いないだろう。
 なお、営業時間は10時~22時となっている。
【2013年1月】

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 タイ人観光客を乗せたワンボックスカーが常にやってくるようになっており、店の前だけでは駐車場が足りず向かいのアパートにも車が止められるようになっている。タイミングによっては満席、なんていうこともあるようなので、夕食時に行くのであれば早めに出かけるほうがいいかもしれない。
【2014年12月。写真も追加】



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