あなたの知らないチェンマイ

ワット・パー・パオ……市中心部にあるタイ・ヤイ(シャン)寺院


行き方……堀の外周道路マニ・ノパラット通り沿い。堀の北東角からチャーンプアック門方向に100メートルほど行ったところ。



チェンマイ市内中心部にあるタイ・ヤイ(シャン)寺院、ワットパーパオの写真 チェンマイには、ワット・プラタート・ドーイ・ステープをはじめとしてワット・スワンドーク、ワット・チェンマンなどいくつもの有名寺院(ワット)があるが、ヴィハーン(本堂)やチェディ(仏塔)などの基本的なデザインはどこも大差がなく、人によっては「同じようにしか見えない」と、退屈してしまうようだ。
 しかし、ラーンナー文化の中心地として栄えてきたチェンマイには、この地方独特の様式を持った寺院も数多く存在している。そんな中のひとつが、このワット・パー・パオである。
 堀に沿って並ぶ商店街が1カ所だけ途切れたところに、木製の門と、上からカム・ムアン(ラーンナー文字)、タイ語、英語の順に寺院名が刻まれた看板が出ているので、場所はすぐにわかる。門の屋根は、写真の通り左右に4重、縦横に1重の5重になっており、この形だけを見ても普通のタイ式寺院と違うことがすぐにわかる。
 門をくぐって少し進むと、左側にヴィハーン(本堂)がある。茶系の渋い色使い、中央から両端にかけて連なる、門と同様に幾重にも重ねられた屋根とどこを取っても典型的なタイヤイ(シャン族)様式で、その落ち着いたたたずまいは、一般のタイ式寺院よりは日本人の好みに合っているような気がする。
 本堂の内部には、正面にある階段を登って入る。床はすべて木で覆われていて、ヒンヤリとした感触が実に気持ちよく、暑い日などは一度座り込んでしまうと、なかなか立ち上がることができない。
 このワット・パー・パオ、詳しい来歴などはわからないが、敷地内には半分土に埋まった楼門や一般のタイ式の古い建造物も少し残っていることから、もしかするともともとはタイヤイ(シャン族)の寺院ではなかったのかもしれない。
 「もう、タイのお寺は見飽きた」という方、タイヤイ(シャン族)やラーンナー文化に興味のある方には、おすすめのスポットだ。

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 4月の初旬に訪れた際は、子供たちの出家の練習日だったようで、仏教のお勉強をしているのを目にしました。やはりビルマ人の子供が大半のようで、他のお寺とは少々雰囲気が違う子供たちでした。あちらのお坊さんも(声をかけたお坊さんの返事によると)ビルマ人と言っていました。子供たちは普段着のままでしたが、教官役の僧侶は棒を持って結構、厳しく教えていました。本堂の横にある建物で合宿をしているのだそうです。
 また、ワット・パー・パオの近くには、ヒンドゥー寺院があります。 このヒンドゥー寺院は少々新しめで、さほど面白くはないかもしれません。ご本家(インドの)の寺院と比較したら、仏陀もほかの神々と同等の地位で祭られているのが興味を引きました。
 この日は、チェンマイでアジア1周ツアーだね!という感じでした。
【ナームさんのレポート】



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