あなたの知らないチェンマイ

 チェンマイは“北方のバラ”“タイ第2の観光地”などと言われ訪れる観光客も大変多いが、日本語のガイドブックで紹介されているスポットの数は意外に少なく、リピーターとなって本格的にこの街を探索するには正直って物足りないものがある(と言うか、すぐに行くところがなくなる(笑))。
 そこで、このコーナーでは、こうしたガイドブックには載っていないが、行ったらおもしろそうな穴場や現地の人達の観光スポット、ヒマつぶしのできる場所などを紹介する。初チェンマイの人やあまり時間が取れない人にとってはあんまり役に立たない情報だとは思うが、「へ~、こんなところもチェンマイにはあるんだ」と思っていただければ、幸甚だ。また、「他の人は知らないと思うけど、私はこんなところがお気に入り」というのがあれば、ぜひレポートをお寄せください。





ワット・シードーンムーン(現在唯一存命のクルーバーがいる寺院)


チェンマイ南部郊外ある現在唯一存命のクルーバーがいる寺院、ワットシードーンムーン

 タイ北部には、クルーバーと呼ばれる特別なお坊さんがいる。
 日本語に訳すと「聖人」や「高僧」という言葉が一番しっくりくるように思われるが、こちらの人々にとっては単に位の高い、もしくは仏教に通じていて徳が高いお坊さんという意味ではなく、むしろ呪術や魔法にすぐれ時には奇跡を起こす、というようなニュアンスが多分に含まれている。が、もちろん実際に本当に呪いをかけたり...

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ウィアン・ターガーン(12世紀に建設された都市の遺跡)


チェンマイの南にある12世紀に建設された都市の遺跡群、ヴィアンターガン

 チェンマイのはるか南にある、ハリプンチャイ王国(ラムプーン)の黄金時代に栄えた街の遺跡。下に紹介しているウィアン・クムカームよりも全体としての規模は小さいが、歴史ははるかにこちらの方が古い。
 遺跡は、下記の説明の通り大きく6つのグループに分けられており、多くの遺構にはタイ語と英語の説明看板が設置されているほか、チェディなどが密集した中心部には資料館と...

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ウィアン・クムカーム(チェンマイ建設前にあった王都の遺跡群)


チェンマイの南にあるチェンマイ建設前にあった王都の遺跡群、ヴィアンクムカーム

 一般的に言って、チェンマイの歴史はタイ暦1839年(西暦1296年)にマンラーイ王が当地に都を建設したところから始まるとされており、ガイドブックなどにもそう書かれていることが多いが、実はその2年前に彼が別の都を築いていたことを知る人は少ないのではないだろうか。それが、ヴィアン・クムカームである。
 遺跡は東西に2km、南北に1km四方ほどのエリアに点在していて...

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クルーバー・シーウィチャイ


チェンマイ西部にある、現地の人たちから敬われている高僧クルーバースリーヴィーチャイを祭ったお参り所

 ドーイ・ステープまでの道路を建設した高僧、クルーバー・シーウィチャイの像を祭った聖地。チェンマイの人々は、この僧侶を「ナックブン・ヘン・ラーンナー」(ラーンナーの聖人)と呼んで高く敬っており、夜になると線香・ローソクなどを持ってお参りにやってくる。
 クルーバー・シーウィチャイは1878年に生まれた。嵐の最中に生まれたため、...

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ワット・パー・パオ……市中心部にあるタイ・ヤイ(シャン)寺院


チェンマイ市内中心部にあるタイ・ヤイ(シャン)寺院、ワットパーパオ

 チェンマイには、ドーイ・ステープをはじめとしてスワン・ドーク、チェンマンなどいくつもの有名寺院があるが、ヴィハーン(本堂)やチェディ(仏塔)などの基本的なデザインはどこも大差がなく、人によっては「同じようにしか見えない」と、退屈してしまうようだ。
 しかし、ラーンナー文化の中心地として栄えてきたチェンマイには、この地方独特の様式を持った寺院も数多く存在している。そんな中のひとつが、このワット・パー・パオである...

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