ホテル宿泊詳細レポート(チェンマイ以外のタイ北部の街)


The Park Hotel(ピサヌローク)


住所:227/162 Baromtrilokanard Road A.Muang C.Phitsanulok(グーグルマップ
TEL:055-252955
FAX:055-252965
WEBSITE:https://www.tparkhotel.com/
E-Mail:rsvn@tparkhotel.com



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タイ北部、ピサヌロークの街にある中級ホテル、ザパークホテル(1) チェンマイから南南東に直線距離にして約250km、自動車で約5時間ほどのところにある、タイ人が「パークヌア・トンラーン」と呼ぶ下部北タイ地方の中心都市であり、タイを東西南北に貫く国道が交差するタイ国内の交通の要衝であるピサヌロークにある中級ホテル。
 ピサヌロークの街はかなり広くて明確に中心部と呼べるようなエリアがなく、全体にはのっぺりとした印象を受ける。見どころと呼べるところも、タイで一番美しいと言われている仏像のあるワット・プラ・シー・ラトナ・マハータートくらいしかなく、多くの旅行者はスコータイ観光の拠点とするか東西南北いずれかに移動するための中継地点として立ち寄る程度なので、次の場所に移動するための手段が得やすい鉄道駅周辺に宿を取ることが多いようだ。
 このザ・パークホテルはその鉄道駅からだとおよそ1.5km、歩くと20分くらい離れているだろうか。しかし、ナーン川沿いにあって夜になると店やレストランが出るナイトバザールまでは600~700mほど、地元の人達でにぎわう歩行者天国が開かれるサンカブーチャー通りまでは1.5kmほどと決して不便な場所ではない。

 ホテルは、交通量の多いボロンマトライローカナート通りに面しているが、通り沿いは非常に広い駐車場になっており、街なかなのにここだけ緑が豊富なので、自分のように自動車を運転していてもすぐに見つけられると思う。ホテルに向かって右手がレストランとフロントのある建物、左手にはカフェ・アマゾンがある。ホテルの中にこうしたカフェがあるというは、特に暑い日に外から戻って来た時などには非常に便利で、今回の滞在でも毎日利用してしまった。駐車場のまっすぐ先は屋根つきのガラ~ンとした大きな東屋のようなスペースがあるが、これはその奥に結婚式やパーティー、カンファレンスなどを開くことができる結構大きいイベントホールの建物に付属した場所だと思われる。
 ホテルの敷地を入ってすぐ右手の建物の扉を開けた先にあるフロントは、かなりゆったりとしたスペースだ。現代的な造りで、スタッフの仕事もテキパキしている。客室は別の建物になっているが、外に出るのではなくフロントの奥に通じる連絡通路のような場所を通って行く。
 客室棟は少し不思議な建物だ。平屋の建物なのだが、中央の通路の両側に部屋がズラッと並ぶ長さが50mほどの細長いつくりのものが2つ続いている。床以外は真っ白で、少し無機質な感じもするが、とにかく廊下がずっと先まで一直線に続いている風景は、なかなかほかのホテルでは見れない風景だ。これだけ細長い建物が2つも続いている、ということでわかるかと思うが、このホテルはピサヌロークのほぼ市内中心部といってもよい場所にあるにもかかわらず、敷地がものすごく広い。道路をはさんだ客室棟の向かいは、前述のイベントホールがあり、さらにその奥には木が植えられた広~い庭が続いている。このスペースは将来何かに利用するために空き地にしているのかはわからないが、手前の客室棟、イベントホールいずれからも隔離されており、なぜここにこんなだだっ広い庭を有しているのかまったく理由は不明だ。
 
タイ北部、ピサヌロークの街にある中級ホテル、ザパークホテル(2) さて、長い廊下の両脇にある客室だが、一言で言うと「あまりお金のかかっていない(料金なりの)リゾート」という感じだろうか。敷地に余裕があるからか、部屋はそこそこ広く、扉を入ってすぐ左手にセーフティーボックスつきのクローゼット、右手がバスルーム、そしてその奥がベッドスペースで、荷物置き、壁掛け液晶テレビ、ライティングデスク、冷蔵庫など設備はごくごく普通のホテルのそれである。また、窓際にはイスがひとつ置かれている。客室の中も床を除けば白一色で、できてからまだそれほど時間がたっていないのか清潔感がある。冷蔵庫の中には無料の水のほかに有料の炭酸飲料、ビールがはいっているのだが、近年はどこのホテルにも備わっている電気ケトルがない。これはおそらくホテル内にアマゾンカフェがあるので、コーヒー紅茶系を飲みたければそこを使え、ということなのかもしれないが、オープンしているのは日中だけであり、またすぐ近所にコンビニがない(よろず屋はある)ことを考えれば少し不便を感じた。
 自分が泊まった部屋は敷地の中央に向いた側で、窓の正面にはイベントホールが見えるはずなのだが、敷地奥に続いている道路との間には高さ2m以上はあろうかという竹のような木で作った柵のようなものがあって、目隠しになっている。ただしそれがあるため、直接太陽の光が差さないので、日中でも少し薄暗い感じはするがあまり気にはならなかった。
 バスルームも壁、床とも白で、値段から言ってもバスタブは望むべくもないが、広くてシャワースペースにはちゃんとカーテンもついており、使い勝手はまったく問題がない。アメニティーもシャンプー、シャワークリーム、固形石鹸が用意されているほか、ドライヤーも客室のデスクの上に置いてある。

 朝食は、道路に面した建物にあるレストランでいただく。席数は非常に多く、満室になってもまだ余裕があるのではないか、と思われるくらいで、実際に自分が泊まっていた間はいつ行っても数組の客がいるだけで閑散としていた。しかし、用意されている料理は非常に豊富で、7~8種類のパン、ハムやソーセージ、野菜のソテーなどのサイドディッシュ、サラダが用意されているほか、卵料理は注文してから作ってくれる。洋食以外にタイ料理もあり、お粥はカーオトム(米粒あり)とチョーク(米粒なし)を、こちらも注文してから作ってくれるほか、炒めビーフン、タイカレーにご飯などが用意されている。もちろん、フルーツやジュースもあるがコーヒーはネスカフェのマシンだ。
 レストランの建物は正面の道路沿いは全面ガラスになっており、開放感があって通りを走る車の騒音もあまり聞こえることがなく、気持ちよく朝のひとときを過ごすことができる。

 ピサヌロークでは、前回高級ホテルの「ヨディア・ヘリテージ」に宿泊して、チェンマイでもなかなか味わえないようなすばらしい雰囲気とサービスを堪能したのだが、少しロケーションが不便であったため、今回は街なかにある中級ホテルのこの「ザ・パークホテル」をチョイスしてみた。さすがにヨディア・ヘリテージのようなわけにはいかないが、コストパフォーマンスは非常に高く、値段(時期によっても異なるが、だいたい2人で朝食をつけて4,000JPYくらい)を考えたら普通の旅行者であればここでも十分満足できると思う。大通りに面しているので、自分のように自家用車で旅行する人にとっては特に便利なホテルでおすすめだ。
【2018年7月】



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