ホテル宿泊詳細レポート(チェンマイ以外のタイ北部の街)


Navarat Heritage Hotel(カムペーンペット)


住所:2 Soi21,Tesa 1 Road A.Muang
TEL:055-711211
FAX:055-711961
WEBSITE:http://www.navaratheritage.com/
E-Mail:info@navaratheritage.com



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タイ北部の街カムペーンペットにある高級ホテル、ナワラートヘリテージホテル(1) チェンマイから南におよそ350km、自動車で5時間ほどのところにある、スコータイ王朝時代はその要塞都市として発達し現在も遺跡が多数残る美しい街、カムペーンペットの当地ではトップクラスのホテル。

 カムペーンペットの最大の見どころである遺跡公園は街の北郊外にあってその周辺にホテルなどはないため、泊まる場合は新市街になる。市街、と言ってもせいぜい東西1km、南北2kmほどのチェンマイに比べるとずっとこじんまりとした規模だ。
 ナワラート・ヘリテッジホテルは、そのほぼ中心部といってもよいロケーションだ。国道1号線でチェンマイ方向から来た場合、左折して国道101号線に入ってピン川にかかる橋を渡りロータリーを越えてひとつめの信号を右折してラーチャダムヌン通りへと進む。ちなみに、地図ではロータリーを右折したほうがホテルから近く見えるが、少し行くと一方通行になってしまいホテルにはまっすぐ行けないので注意が必要だ。ラーチャダムヌン通りはだんだんと道が狭く、じきに一方通行となって街の中心部である繁華街へと入って行く。そのまま2kmほど進み繁華街を抜けた感じになると右側に英語で書かれたホテルの白いコンクリート製の看板と黄色っぽい建物が見えてくる。入口は、ラーチャダムヌン通りから少し狭いソイ(路地)を右折したところにある。なお、駐車場は正面玄関を通り過ぎて建物を回り込むように左折したホテルの裏手にある。
 ホテル自体は5階建てのこじんまりとした建物だが、タイ北部の地方都市の高級ホテルとしては十分なのだろう。かなり無理やり造ったと思われる車寄せで荷物をトランクから降ろしていると、ちゃんとポーターのボーイが来て荷物を降ろして中へと運んでくれる。駐車場側からもロビーに入ることができるので、わざわざ正面に車を停めずはじめから駐車場に入れてしまってもいいだろう。ガラス扉を開けて中に入ると広々としたロビーが広がっている。フロントは右手にあり2人ほどのスタッフがいるが、チェックインの手続きもノンビリとしたものだ。
 全部で60ある客室は、スタンダード、スーペリア、デラックス、トリプル、スイートの5つのクラスに分類されているが、今回はバスタブ付きの部屋に泊まりたかったのでデラックス・ダブルルームを予約した。
 扉を開けて室内に入ると、すぐ左手に扉のないクローゼット、右手にバスルームの入口があり、そのすぐ先に12畳ほどのベッドスペースがある。ダブルベッドにオットマンつきのイスがひとつ、テーブルに冷蔵庫、ティーセットに電気ポットとタイのホテルとしてはごくごく普通のファシリティだ。冷蔵庫の上には小さな棚がしつらえてあり、中にはセーフティーボックスが置かれている。寝室からガラス越しに内部が見えるブティックホテルのようなスタイル(目隠し用のシェイドがある)のバスルームも一般的なホテルのそれで、シャンプー、ボディーソープ、固形石鹸、綿棒などが置かれている。バスタブも十分な大きさがあり熱いお湯もふんだんに出たが、自分の泊まった部屋は排水システムのメンテナンスがきちんとできていなかったようで、風呂に入った後で栓を抜いてもお湯がすべて流れてなくなるまで30分以上かかったのは少し残念だった。
タイ北部の街カムペーンペットにある高級ホテル、ナワラートヘリテージホテル(2) 今回の部屋は北側に面しており、窓からは少し離れたところにチェンマイと比較するとはるかに大きくてゆったりとしたピン川の流れが、眼下には夕方から賑わうタラートを見ることができ、特に朝夕の刻々と変わりゆく空の色の眺めは今回のホテル滞在でも忘れることのできない景色となった。周囲には高い建物がまったくないので、どの部屋になったとしても、ピン川が見えるかどうかはわからないが視界は開けていて気持ちのよい時間を過ごすことができるだろう。
 朝食は1階のレストランでいただく。少し暗い感じのする室内と屋外のテラス風のスペースを使うことができるが、後者を使っても目の前は道路で朝の時間帯は結構車やバイクの通行が多く、開放感はあるがそれほど空気が気持ちいいというわけでもない。自分が泊まった時は平日だったせいか、洋食かタイ料理を選択するセットメニューであった。レストランの中には、料理を入れておくバットがいくつか置かれていたので、土日など宿泊客が多い時にはビュッフェ形式になるのかもしれない。洋食は卵の調理方法、タイ料理はカオトム(お粥)かカーオパット(炒飯)を指定することができるほか、コーヒー、紅茶のホットドリンク、オレンジジュースや牛乳などのコールドドリンク、トースト用のパンは取り放題となっていた。料理はどれもこれまたタイ北部の田舎町のホテルの典型的な朝食で特筆すべきものはないが、質量ともに十分であろう。

 カムペーンペットの街には、ほかにあと2軒の同クラスのホテルがあるようだが、外から見た感じではここが一番新しいと思う。どのホテルに泊まっても遺跡公園まで徒歩で行くのは厳しいが、ここでは自転車(まだ新しい)を貸してくれる。小さな街のカムペーンペットではソンテオやトゥクトゥクなどの調達ができないので、自前の足を持たない旅行者にはとても役に立つだろう。市内のほぼ中心にあるので、周囲にはレストランも多いほか、コンビニも徒歩数分。また、北隣はかなり大きなタラート(市場)になっており、夜になると露店やテーブル、イスを備えたアーハーン・タームサン(注文に応じて料理を作ってくれる食堂)も数軒営業するので食事などにもまったく困らない。
 遺跡観光でカムペーンペットに宿泊するが、ある程度以上のホテルでないと満足できない、という人には特にお勧めできるだろう。
【2017年2月】


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