ホテル宿泊詳細レポート(チェンマイ以外のタイ北部の街)


Huern Na Na Boutique Hotel(プレー)


住所:7/9 Sasibutra Road T.Nai-Viang A.Muang
TEL&FAX:054-524800
WEBSITE:http://www.huernnana.com/
E-MAIL:reservation_huernnana@outlook.com



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タイ北部の街、プレーにある高級ホテルホワンナナブティックホテル(1) チェンマイから自動車で約4時間の北部タイの南西部、ツーリストにとってはほとんどなじみがないと思われるが、かつてはチーク材の集積地として繁栄し、歴史的な建造物や豊かな自然も残っているプレー県の県都、プレーにある街では高級に入るホテルのひとつ。

 プレーの街は非常にこじんまりとしており、その中心部は約2km四方程度であるが、このホテルはそのやや南側に位置している。バスでプレーにやって来た場合、市内交通手段が乏しいこの街だと街の北寄りにあるターミナルから1.5kmほどの距離を歩かねばならないかもしれない。
 レンタカーなど自前の足でチェンマイから来ると、国道1023線経由であればヨム川の橋を渡って市内に入り右手にプレー・テクニカル・カレッジを見越した先の信号を右折して200mほど進んだ右手、デンチャイ方面から来た場合には国道101号線はそのまま進むと街の東を抜けるバイパスになってしまうので、街の南部郊外から旧道(←101号線の看板の上にタイ語で“街に入る”と表示あり)のヤントラキトコーソン通りに入りビッグC(大型スーパーマーケット)を越してすぐの信号を左折、サシブット通りに入って500mほど行った左手にホテルが見えて来る。
 
 地方都市の、それも少し街はずれということもあって、ホテルは非常に広い敷地を有している。通りに面した部分は、イベントにでも使われるのだろうか芝が植えられている広場になっており、ホテル内とを隔てる塀はその奥に立っている。ゲートを通り過ぎてホテルの中に入ると広々とした駐車場になっており、その右手に白と茶色の壁のホテルの建物が見える。両脇に南国らしい木が植えられた段差のあるエントランスを進んだ正面がフロントだ。スタッフが2人も並べばいっぱいになる程度のこじんまりとしたフロントデスクだが、宿泊客もソンクラーンなどの特別な時期を除けば多くはないのだろう、手続きを済ませるのにまったく問題はない。
 フロントを抜けた先には大きな錦鯉がたくさん泳いでいる池があり、客室棟はその周囲を取り囲むようにロの字型に建てられている。白を基調とした内装で、ホテル自体ができてまだそれほど年数がたっていないのでとてもきれいだ。3階建てで、自分が宿泊した時にはフロントから荷物を運んでくれるスタッフもいなかったが、エレベーターもあるのでまったく問題はない。なお、この宿泊棟を抜けた先にあるプールに面した2階建ての建物にも客室があるが、普段は使われていないように見受けられた。
 全28室の客室はデラックス、エグゼクティブ・スイート、ジュニアスイートに分かれているが、今回はデラックス・ダブルに宿泊した。両開きの木製のドアを開けると、長方形の部屋が広がっている。入ってすぐ右手がバスルーム、左手にはクローゼットが作られている。クローゼットは客室の面積に比べて非常に大きく、カバン類などを置く場所を含めて収納に困るようなことはない。中には、スリッパ、バスローブが用意されているほかセーフティーボックスも設置されている。その先には2ドアの大型冷蔵庫が置かれており、中にはウエルカム・フルーツが入っていた。その先は幅が広いライティング・デスクがあり、端には電気ケトル、コーヒーカップ、飲料水のボトルなどが置かれているのはごく普通のホテルと同じだが、さらにエスプレッソ・マシーンのようなコーヒーメーカーが置かれている。その上にはネスカフェのネスプレッソカプセルのようなものがあり、それをマシンにセットして水を入れスイッチを押すとコーヒーがマシンの注ぎ口から落ちて来るのだが、インスタントコーヒーではなくこのような機会が置かれているのは、自分はタイのホテルでは初めてであった。もちろん、コーヒーのカプセルも毎日きちんと補充される。また、窓近くには大型のテレビとオットマン付きのソファーチェアもある。
 部屋右手のベッドはごく普通のサイズのダブルベッドだが、飾りの枕やスロー(ライナー)もセットされている。チェックインした時には、鳥の形になったバスタオルも飾り置かれていた。
タイ北部の街、プレーにある高級ホテルホワンナナブティックホテル(2) 奥の突き当りの大型のガラスドアを開けると、タイル式のベランダがある。3階建てなので、プレー市内が一望というわけにはいかないが、自分の泊まった部屋からは緑豊かな近隣の家を見ることができ、朝などはチェンマイ市内とは違ってきれいな空気の香りが感じられた。
 部屋の入口近く右手にあるバスルームも、タイル張りで気持ちのよい空間になっている。ジュニアスイート以外の部屋にはバスタブがなく湯沸し器による簡易型(?)のホットシャワーであるが、湯量・お湯の温度ともまったく問題はない。また、アメニティも高級ブティックホテル並みに各種揃っている。

 朝食は、メインの宿泊棟を抜け奥にあるプール脇を通り越した先にある建物の1階にあるレストランでいただく。席は屋内と屋外のテラス風と2カ所に用意されているが、後者であっても前に両脇に手すりのついた人口の川が流れその先はプールとを隔てる塀が作られており、それほど開放的な印象はない。
 料理は客が多いとビュッフェになるようだが、そうでなければ英語のメニューが渡される。オムレツまたは目玉焼きにハムやソーセージ、パンがつく洋食、卵料理のかわりに饅頭やシウマイがつく中華、パットシーユー(フライドヌードル)、焼飯、お粥が選べるタイ式の計4種類からのチョイスとなるが、洋食や中華料理についていくるソーセージやベーコンといったサイドディッシュ、サラダやフルーツなどを含めるとトータルの料理の量が非常に多い。ビュッフェだとついつい料理を取りすぎて朝から食べ過ぎてしまう、ということがありがちだが、このホテルではセットメニューでも十分お腹がいっぱいになることだろう。

 プレーの街には、外国人旅行者でも安心して泊まれるような中高級ホテルが数軒あるが、いずれも外から見た感じではできてから相当時間がたっており、宿泊者のクチコミなどを見ても中には設備面のメンテナンス不足が目立つところもあるようだ。
 その点、このホテルはまだ完成してからまだそれほど年数も経ておらず、従業員のサービスなどもキチンとしていることからタイの地方都市に慣れていない人でも十分満足する滞在ができることだろう。
 少しだけ街なかの観光スポットから離れており周囲にも店は少なく、夜に屋台が並ぶ(といっても20軒程度)勝利門の周辺までも歩いて15分ほどかかかるのさえがまんできれば、おすすめのホテルだ。
【2016年9月】


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