ホテル宿泊詳細レポート(チェンマイ以外のタイ北部の街)


BAAN NAN HOTEL(ナーン)


住所:7 Nohkham Soi1 Road Naiwiang A.Muang
TEL:054-771037~9
E-mail:baannanhotel@gmail.com
WEBSITE:baannan-hotel.com



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タイ北部の街ナーンにあるバーンナーンホテルの外観 ホテルが多くある街のメインストリート、テワラート通りから1本東を走るカールワム通りを北に進み7-11を過ぎてすぐの自動車がようやくすれ違えるくらいの細いソイ(入口に看板あり)を入って150mほど、市場の中を走るノーカム通りをまっすぐ進み左手に学校を見て過ぎた先からも入っていける。こちらにも、ソイの入口に看板が出ている。が、いずれにしてもあまりわかりやすいロケーションとは言えない、まだできてそれほど時間がたっていないナーンでは比較的高級なホテル。

 ソイからホテルの敷地に入ると左手に広い駐車場、右手にホテルの建物がある。真っ白な壁の3階建てのL字型の宿泊棟はこの街では珍しいくらいオシャレな雰囲気を醸し出していて、最初に見た時には少しビックリしたくらいだ。
 建物に入ると、正面が朝食会場にもなるレストラン、そのすぐ左手がフロントになっている。部屋数が29とそれほど多くないのでフロントもこじんまりとしており、チェックインもパスポートのコピーを取ってそこにサインをするだけという簡単さ。フロントには、おそらく経営者と思われるチャイニーズ系のご夫婦がいることが多いが、2人ともたいへん流暢な英語を話し、「何かあったら私たちに何でも聞いてくださいね」と言ってくれた。また、観光から帰ってくると「歩いて出かけたの?(その日は雨が降っていた)」と聞かれ、自分の車で出かけたことを伝えると「それならよかった。そうでなかったら、サポートしますよ」と言ってくれるなど、ホスピタリティーにあふれていた。
 この日用意されていた部屋は最上階で、扉を開けて中に入るとすぐ右手がバスルーム、左手がハンガーが4つだけかかった棚も何もないクローゼットになっており、その奥にベッドスペースがある。ダブルベッドのほかにはドライヤーとティッシュが置かれたライティングデスク、テレビと冷蔵庫、電気ケトルがあるくらいで設備はシンプルだ。客室も真っ白な壁にインテリアはすべて濃い茶色の木製のものが使われ壁にはタイ風の木彫が掛けられているなど、多少ブティックホテル調になっている。また、突きあたりには駐車場に面したベランダがありイスが2脚と小さなテーブルが置かれている。天気がよければ正面にナーンを囲む山々が見えるほか、ホテルの周囲もチェンマイに比べるととても緑が多くてホッとする。冷蔵庫の上にはインスタントコーヒーと500mlのミネラルウォーターが無料サービスで置かれているので、ベランダでのんびりとコーヒーを飲むのもいいだろう。ただし、インスタントコーヒーは連泊しても補充されないようなので、すぐ近くの7-11で買う必要があるかもしれない。また、ベランダに出るガラス扉には網戸がついていないので、虫が入ってこないように開けっ放しにしないほうがいいと思う。虫除けなどは部屋には用意されていない。
 バスルームは、仕切り扉のついたシャワーブースと便座とフタがゆっくり降りてくる洋式トイレ、洗面台というシンプルな作りだが、お湯はしっかりと熱いのが出る(12月から1月にかけてのナーンではお湯が出ないと辛い)し、タオル類も真っ白で弾力があり、シャンプー、シャワージェル、固形石鹸などが用意されているので不自由は感じない。

タイ北部の街、ナーンにあるバーンナーンホテルの朝食風景 朝食は、前述のホテルに入ったすぐ正面にある(というかここしかない)レストランでいただく。2階に小さなカンファレンス・ルームを備えた吹き抜けになっており、非常に開放的な雰囲気だ。この規模・クラスのホテルにしてはメニューもたいへん豊富で、洋食はパンが6~7種類、シリアル、目玉焼きにハム、ソーセージ、野菜のソテーのほか、サラダ、そしてフルーツも3~4種類が用意されている。また、タイ料理が充実しており、ご飯にゲーン(タイカレー)、カーオトム(お粥)、バナナの葉に包まれたタイスイーツが3~4種類が置かれている。自分は食べなかったのだが、普通のレストランとしてもレベルが高いようで、夜には車に乗ってわざわざ食事をとりに来ている地元の人たち複数目にした。ホテルのすぐそばにそれほど食堂などがあるわけでもない(というか街自体に外国人観光客向けのレストランが少ない)ので、天気が悪かったり、出かけるのが面倒であればここを使うというのも悪くなさそうだ。

 チェンマイからだと自家用車で片道6時間ほどのドライブになるナーンの街だが、メインの国道を走っている分にはそれほどの山道もなく、道幅も広い(ナーンに向かう国道はアジア・ハイウェイ13号線になっており、2014年7月現在拡幅工事が至るところで行われている)ので、泊りがけのドライブ旅行にはちょうどよい。
 オフシーズンには3,000円程度という考えられない値段で泊まることができるのでそれはより強く感じられるかもしれないが、チェンマイの同等クラス、あるいはメーサーイなどの観光地のホテルと比較すると間違いなくコスト・パフォーマンスのよいホテルだと思う。
 余談だが、日中に観光を終えて部屋に戻ってくると、ベッドの上に置いておいたチップがそのまま残されていた。昔のタイではよくあったのだが、最近ではすっかりそういうこともなくなってしまい、このホテル、というかナーンという街がまだまだ観光ズレしていないということなのかもしれないと思い、少しだけ懐かしいような、ほっこりした気分にさせられた。
【2014年7月】


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