ホテル宿泊詳細レポート(高級ホテル)


RACHALMANKHA A MEMBER OF SECRET RETREATS HOTEL(旧:RACHAMANKHA)


住所:6 Rachamankha 9,T.Phra Singh
TEL:053-904111
FAX:053-904114
WEBSITE:www.rachamankha.com



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アンジェリーナジョリーが泊まったことで有名な高級リゾートホテル、ラチャマンカのエントランスの写真 チェンマイのリゾートホテルというと、「ホテル選びのヒント」のページでも言及している通り、一般的には街からはかなり離れた渓谷にあることが多いのだが、周囲にほとんどホテルがないお堀の中の東のはずれ、ワット・プラシンの裏手に隠れ家的に存在する高級リゾートホテルがラチャマンカである。経営は、お堀の中の東側にあるタマリンド・ビレッジと同じとのことだが、ポジショニングとしてはこちらのほうがより高級、ということになっているようだ。

 大通りから、車がすれ違えるかどうかというくらい幅の狭いソイ(小道)を少し入っていくと、ホテルの白く背の低い塀が見えてくる。塀の内側からは大きな木が道のほうに張り出して影を作っており、大通りから見る限りではここがホテルであることに気づく人は少ないのではないだろうか(ソイの入口にホテル名が書かれた小さな旗が出ており、それが目印になっている)。両脇を獅子が守るゲートの先は砂利が敷き詰められた駐車場になっており、正面と左側に白い壁のタイ・スタイルの建物が建っている。正面はレストラン&バー、左手がフロントなどが入っている棟だ。このフロントが入った建物に造られた、ホテルのシンボルマークが描かれた旗の立っている小さなエントランスをくぐって道なりに左に進むと、フロントのカウンターがある。机が3つほど並べられた、ゆったりはしているもののとても小さなスペースだが、総部屋数がわずか24室なのでおそらくこれで十分なのだろう。チェックインの手続きをしていると、オレンジジュースと冷たいおしぼりがサーブされる。従業員の多くは現代風にアレンジされた民族衣装のようなコスチュームを身に着け、雰囲気を醸し出している。
 その奥に広がる客室は、白い壁のタイ様式の独立した家屋に作られており、これが中庭を取り囲むようにして左右と奥に配置されている。さらに中庭の中央付近には、レンガ色の屋根が印象的な客室と同じくタイ様式のホールの建物があり、中庭をふたつに分けている。木で作られた客室のドア脇には100年以上前の本物のアンティークが置かれ、それぞれに説明書きがついている。この宿泊棟がある空間は、ホテルとは思えないくらいほとんど人の気配というものが感じられず、中庭に植えられたプルメリアの花のかぐわしい香りと相まって、騒々しいホテルの外から来ると、いきなり異次元の世界に放り込まれたような気分になることだろう。
 中庭を隔てているホールには、フラワーアレンジメントとキャンドルを乗せたとても大きなディスプレイテーブルが置かれ、その両脇にテーブルとチェアが並べられている。壁には額に入った古いタイの絵画がかけられたこのオープンスペースは、テーブルの上にメニューらしきものが置かれているので、ここで中庭やインテリアを眺めながら飲み物などを取ることができるようになっているのであろう。

 ラチャマンカは、全24室をスタンダード、デラックス、スイートの3つにランク分けしているが、今回はデラックスルームを利用した。案内されたのは2つの中庭の先、つきあたりに位置する棟の2階で、小さな階段を登っていくと部屋の扉が4つ並んでおり、その中央付近の部屋であった。大きな木の扉を開けると、そこはまるでインテリア雑誌に出てくるような風景。20畳以上はゆうにあろうかという広いワンルームに大きな天蓋つきのベッド、クローゼットやライティングデスクもすべて木でできており、クローゼットの上には大きな瀬戸物の鉢が、ベッド脇にも同じく瀬戸物でできたライトが置かれている。バスルームの扉も木でできており、上半分は上下にスライドするシェードのようなものが付けられていて、それを降ろすと部屋からパウダールームが見えるような仕掛けになっている。洗面台も木でできており、そこに置かれているボディーソープなどもすべて自然の原料が使われているようだ。スイートルーム以外にはバスタブがないが、シャワーブースは簡素な作りながらタイルが効果的に使われていて、雰囲気が統一されている。部屋の前の廊下は、枕とクッションがセットされたベンチにテーブルが置かれテラスのようになっており、この2階の空間は隔離された宿泊スペースの中でもさらに独立した環境になっているので、そこも自分たちのスペースとして使えるようになっている(夜はこのテーブルの上にキャンドルが置かれ、よりいっそう幻想的な雰囲気を醸し出している)。

アンジェリーナジョリーが泊まったことで有名な高級リゾートホテル、ラチャマンカの中庭の写真 朝食は、前述の通り客室があるスペースとは別の場所に造られた棟にあるレストランで取る。部屋数が少ないのに合わせてこちらもこじんまりとしており、扉の先の室内には4~6人がけのテーブルが7つほど、またその左手の中庭に面した部分に2人がけのテーブルが5つほど置かれている。レストランに入ると、すぐにスタッフが「中にしますか、外にしますか?」と聞いてくるが、やはり屋外の方が気持ちがよくお勧めできるだろう。席に着くと、店員がメニューを持ってくる。部屋が少ないので、さすがにビュッフェにはなっておらず、メニューから食べたいものをチョイスするようになっているのだ。自分たちは部屋代にインクルードされていたが、そのメニューには520Bという日本のホテル並の破格の値段が記載されている。ジュースから始まって、トースト、クロワッサン、パンケーキの主食類、おかずの卵料理などいずれも数種類からのチョイスとなる(タイ式のお粥もある)が、いずれもオシャレな形と絵付けのブルーアンドホワイトの陶器に盛られて出てくる。どの料理もセンスのよい盛り付けで優雅な印象を受けるが、味にはこれといった特色があるわけではなく、また大型ホテルのように色々なものの中から好きなだけ取ってきてお腹が苦しくなるまで食べる、というわけにはいかないので、何となく物足りなさを感じる人もいるかもしれない。なお、夜はここではフランス料理とタイ料理を融合させたフュージョン料理のようなものを日本並の料金で出すらしいが、利用していないので詳細についてはわからない。
 このほか、ホテルに付帯している設備としてはスイミングプールとライブラリーがある。前者は24室しかない割には大きなサイズで、プールサイドには日傘のついた木製のビーチチェアが10ほど並んでいるほか、正面にはこれまた美術品がディスプレイされた小屋のようなものが建てられ、雰囲気を演出している。後者は利用していないので具体的なことはわからないが、インターネットが無料で利用できるパソコンも設置されているそうだ。

 とにかく部屋数が少ないので、ホテルの中は「ここには本当に客がいるのかしら?」と思ってしまうほど静まり返っている。今までチェンマイのホテルにずいぶん泊まってきたが、普通とはまったく異なるタイプであるということが言えるだろう。旧市街のお堀の中にあり、ホテルの周りは民家や道路が取り囲んでいるため、時々唐突にバイクの走り抜ける音やおそらく隣家が飼っているのだろうニワトリの鳴き声が聞こえてきてここがチェンマイ市内中心部であるということを思い出させるが、壁に沿って植えられた樹木(夜になるとライトアップされてこれがまたすばらしい)の効果もあってか、まさに“シティリゾート”と呼ぶにふさわしい隔離された空間を作り上げているのには、本当に感心させられた(恐らく、建設前には細部にわたるありとあらゆる部分に対して細かな計算が成されたのではないだろうか)。
 さらに付け加えると、前述の通りホテル内のあちらこちらにはアンティークが置かれており、それらが壊されたり傷つけられたりするのを防ぐために、何とここでは12歳以下の子供は宿泊が認められていない。実際、この空間に子供はまったくふさわしくなく、仮にアンティークがなかったとしてもこの雰囲気を守るためには、そうした徹底した措置を取ったほうがいいのだろう。自分が宿泊した時には、客の中に日本人もいたようだが、バスタブがないため日本のツアー会社の利用は少ない(テレビにもNHK-BSは映らない)ようで、メインの宿泊客はフランス人をはじめとするヨーロッパ系白人のようだった。
【2005年10月。2008年7月写真追加】

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 昨年(2011年)の8月21~24日、ラチャマンカに宿泊しました。
≪建物に関して≫
 建物のデザイン、そのセンスの良さは管理人さんの云う通り。併設のレストラン、綺麗にライトアップされた中庭を見ながら二人でディナー。カップルには最適です(当方、一人旅でして……)。
 此処は客室によってバスタブが在ったり無かったり。棟によっては夜中、外を通るソンテオ、トゥクトゥクの騒音に悩まされたり。快適に過ごすには予約の際、希望の部屋を告げるのが絶必です。間違っても道路際の部屋には泊まられぬ様に。因みに当方が宿泊の際は、2日目の朝、部屋を変えてもらいました。
 では何処に宿泊するのが宜しいのか知らん?
 プールサイドの棟にてバスタブの在る部屋を御勧めします(って、本当は隠しておきたい)。この棟ですと、此処は本当にチェンマイ?御壕の中?っと、思う程に静かな時間を過ごせます(昼間、プールの歓声が少々在りますが、夜中の騒音に比べれば可愛いBGMです)。
 このホテルの客室、窓には網戸が設けられています。ので、御就寝の際は窓を開け(建付けの悪いドアーからの隙間風の協力も在って)、エアコン無しでも快適な睡眠が得られますよ(このエアコン、作動音がやたらにウルサイ!)。
 素敵なデザインのこのホテル。ですが、上記エアコンに代表される様に、そのデザインは宿舎としての機能をやや犠牲にした上で成り立っている観は拭えません。ソこが好いのかも知れませんが!
≪レストランの事≫
 先も述べましたが、夜はウットリします。これに敵うレストラン、チェンマイですとル・コック・ドーとかル・クリスタル辺りかな。
 朝食はこのレストランで頂きます。タイ語が下手でタイ料理が好きな変なタイ人と呼ばれる小生にとって、タイのホテルでの朝食は御粥と決め込んでいます。で、此処の御粥ですが、合格点。美味しく頂きました。
 このレストランの夜の部に関してですが、これからに期待とだけ申しておきます。フランス料理とタイ料理のフュージョン?自分的には可能と考えていますが、これっ!と云う物には未だ出会っていません。
 此処のオーナーとは当方が以前チェンマイに駐在していた際に知り合ったワイン仲間です。フランス料理店やワイン・パーティーにて何度か御一緒するうち顔見知りに。なので何れはワインやらシャンパンを美味しく頂ける日が来るのを願っています。
≪ホテルのスタッフの事≫
  夜遊び疲れでレストランをカフェ代わりに少々のツマミとアルコール、ちゃんと対応してくれました。
  帰国当日、
 1)フライトの変更(CNX発21:00→14:30、だったかな?)を御願いしてもノー・プロブレム。
 2)御土産に買った缶のビア・チャン一箱(上半分がビニール包装、このままでは飛行機に積めない!)、別のダンボールに入れ替えたい当方の申し出、受け入れてくれました。
 スタッフは皆、いい人でした。
【wyukiさんのレポート。2012年5月】

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≪ラチャマンカとタマリンド・ヴィレッジ≫
 2009年2月、ラチャマンカとタマリンド・ヴィレッジに泊まってきました。
 ラチャマンカのスタンダードルームにもバスタブがありますよ。日本語のTVもありました。2年前、1階突き当たり中央のデラックスルームに泊まったときは、バスタブはありませんでした。
 タマリンド・ヴィレッジは、スイートにはセーフティボックスがあります。部屋も窓が多く明るいですよ。全体的にこぢんまりしていますが。
【ishiさんのレポート。2009年3月】

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 女優(ブラッドピットの奥さんでもある)のアンジェリーナ・ジョリーが宿泊したことで知られるようになってから、特に白人観光客の人気を集めているらしく、もともと部屋数が少ないこともあって最近は予約が取りにくいことが多いらしい。
 予約を入れるのであれば、早めにしたほうがいいだろう。
【2008年7月】


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