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CHIANG MAI BIG MAP(地図)


発行:Hobo Maps
ISN:0-9678586-1-5
価格:150THB


チェンマイの超詳細な地図、チェンマイビッグマップの新版 2014年6月に改訂版が発行された。
 価格は150THBと据え置かれているが大きさが75cm*52cmとほぼ半分になり、スーパーハイウェイ内側の地図がなくなって、北はメージョー大学~フワイトゥンタオ貯水池、南は第2環状道路(国道121号線)、西はチェンマイ大学奥のドーイステープ中腹、東も第2環状道路~サーンサーイの街の奥までをカバーした広域地図1枚になった。しかも、裏表に2つに分割された形で印刷されている。
 地図の基本的な構造にはまったく変わりはなく、ムーバーン(分譲住宅街)には名前が付され内部の細かな路地までが記載されているなど、引き続きマニアックな詳細情報が詰まっている。前の版と比較して見ると細かなところがキチンとアップデイトされており、地図としての信頼性も高い。
 チェンマイを頻繁に訪れるリピート・トラベラーや自分のような在住者にとっては必携と思われる。

≪スペック≫
*地図総点数……1点(表裏で分割)
*地図内容……チェンマイ市内広域
*タイ語表記……なし

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チェンマイの超詳細な地図、チェンマイビッグマップの旧版 書店でこの地図を初めて見かけて中身を開いた時、正直ぶったまげてしまった。
 1m*70cmほどの大判サイズのペラ1枚の紙に、たった2枚のマップが印刷されているだけなのだが、その内容がすごい。というか、すごすぎる。

 片面には、横位置でスーパーハイウェイの内側(西はチェンマイ大学、動物園付近までがカバーされいる)、もう片面には縦位置で北はメージョー大学~フワイトゥンタオ貯水池、南は第2環状道路(国道121号線)、西はチェンマイ大学奥のドーイステープ中腹、東も第2環状道路~サーンサーイの街の奥までをカバーした広域地図が載っているのだが、どちらも、ものすごく細かなソイ(小道)までがほぼ完璧にカバーされ、道路名はもちろんソイのナンバーも付記されている。
 さらに、どちらの地図にも、ホテルやゲストハウス、みやげもの店、レストランはもちろんのこと、ワット(寺院)や学校、自動車ディーラーや一般商店などおよそ目に付くものはすべてプロットしたのではないかと思えるくらい、膨大な量のスポットが記されていて、あまりに詳細すぎて、特に広域マップのほうはルーペがないと読めないほどだ。
 タイトルなどどこにもそれらしいことは書かれていないが、おそらくこの地図はサイクリスト、もしくはバイクを持つ人向けに作られたものなのではないだろうか。というのは、どちらの地図にも、サイクリング向けの道路には自転車の絵がつけられ、“nice cycling but no shade”(よいサイクリング道路だが日陰がない)、“serene bicycling”(穏やかな自転車道)というようなコメントが添えられているだけでなく、市内に山のようにあるバイク修理店(自動車修理工場とは分けられている)までがプロットされているからだ。自分もチェンマイ市内や郊外をあてもなくバイクで走ることが好きなので、これまで普通の旅行者がまず行かないようなところにまで入り込んでドライブしてきたつもりだったのだが、この地図を見て“まだまだ知らない道やエリアがたくさんあるんだなあ……”ということを改めて実感させられた。
 おそらくこの地図を作った人は、チェンマイを徹底的に自転車かバイクで走ったのだろう。そうでなければ、これだけ詳細な情報を盛り込めないと思う。作者のその情熱と執念にも似た思いに敬意を表したい。
 あまりに膨大で詳細な情報が載せられているため、初チェンマイの人やあまりチェンマイに詳しくない旅行者にはかえって使いにくいかもしれない。そういった旅行者には同じシリーズで、お堀の内部~ピン川までにフォーカスした「Central Chiang Mai」(後日紹介予定)があるのでそちらをお勧めしたいが、頻繁にチェンマイを訪れる自分のようなリピート・トラベラーやロングステイなどで現地に長期間いるような方には、ぜひ持っていてほしいマップだ。150Bという価格は、超お買い得だと思う。

 なお、発行元ではほかに同シリーズでチェンコーンやノーンカーイ、ラオスのルアンプラバーンなどの地図も発売している。このChiang Mai Big Mapをはじめ、それらの地図の一部は、ここで確認することができる。

≪スペック≫
*地図総点数……2点
*地図内容……チェンマイ市内中心部、チェンマイ市内広域
*タイ語表記……なし



やっぱりスマホで撮った写真とはクオリティーが違う
ソニーストア




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