フリーペーパー

MAPLUS(まっぷらす)


Maplus(まっぷらす)  英語・日本語併記の、タイにロングステイしている人たちにターゲットを絞り込んだおそらく唯一のフリーマガジン。表紙の左上には大きく“Offical Longstay Magazine”とうたわれており、日泰ロングステイ協会認定、経済産業省財団法人ロングステイ財団認定、タイ国政府観光庁認定広報誌とそれぞれのロゴデザインとともに記されている。
 2006年に同誌は大幅なリニューアルが行われたが、A4判の大きさで60ページ程度のボリュームや日本の雑誌と比較しても遜色ないクリエイティブのレベルの高さは以前と変わっていない。自分が入手したリニューアル後の号では、メインの特集ページでバンコクとチェンマイの病院の紹介や映画や人形劇が楽しめる最新シアターの案内などが組まれているほか、両都市の最新イベント情報、チェンマイに居住している女性のコラムやホテル、レストラン(比較的高級なものが多い)、スパやショッピングスポット、サービスアパートメントなどの取材記事が掲載されている。
 広告も、リニューアル前と同様にロングステイしている人やこれからしようとする人をターゲットにしたコンドミニアムやサービスアパートメント、不動産屋、語学学校などのものが他のフリーペーパーに比べて目につく。が、スパやレストラン、旅行会社の広告も結構掲載されているほか、市内地図やバス、鉄道、飛行機の時刻表なども載っており、旅行者がまったく使えない、というわけではない。特に、チェンマイ周辺の村々を詳細に記載したエリアマップは、字が小さくてジッと見ているのが少々辛くなるが、他のフリーペーパーでは目にしたことのないユニークなもので、郊外にドライブなどに出かける時には役に立つだろう。
 記事、マップ、広告ともにバンコクとチェンマイのものが入り混じっているが、全体の分量としてはチェンマイの方が圧倒的に多い印象を受ける。実際にこの雑誌を配布している場所を見るとバンコクが8ヶ所なのに対してチェンマイは15ヶ所と倍近くに達しており、やはりメインターゲットはチェンマイにロングステイしている、もしくはロングステイを計画している人向けと言ってもいいだろう。ちなみに、日本でもロングステイ財団、JTB、タイ国際航空ラウンジ、タイ政府観光局で入手できるようだ。

 自分が知る限りでは、ロングステイにコンセプトを絞り込んで発行されている日本語のフリーペーパーはこれ1種類なので、その意味では貴重な媒体だということができる。配布されている場所がホテルやコンドミニアムなどかなり限られているため入手するのはなかなか困難かもしれないが、ロングステイ中、もしくはロングステイを計画している人だけでなく一般の旅行者でも、見つけたらぜひ手に入れるといいだろう。
【2007年3月】



タイでロングステイ、車を売ればかなりの生活費の足しになります




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