フリーペーパー

PASSPORT TO SUVANNAPHOUM


ボリュームしてはチェンマイのフリーペーパーでもトップクラス A5サイズ、オール4色印刷で100ページ以上のボリュームがある、上質のフリーペーパー。表紙にはタイトルと“FREE”の文字のほかに“Guide with maps to Chiangmai,North Thailand,Bangkok and Laos”と書かれていることからもわかる通り、チェンマイ以外の北タイの都市やバンコク、ラオス、さらにはビルマの情報も掲載されているが、基本的(特に広告)にはチェンマイが大部分を占めていると言ってもいいだろう。
 このフリーペーパーは、全体を大きく地域で分け、それぞれについての記事とマップ、および広告というスタイルを取っている。記事や広告の多くには英語と日本語が併記されており、英語が苦手な人でも問題ない。広告は他紙(誌)と同様にレストラン、スパ、みやげ物店などが中心だが、全体的に高級な店、オシャレな店のものが多く、特にみやげ物店は「***ギャラリー」と名前がつけられているような店舗のものが目立っている。
 フリーペーパーの重要なコンテンツのひとつであるマップも、チェンマイは市街図、ニマーンヘミン通り、メーリム~サンカムペーン、ハーンドン、ピン川沿いエリアと5種類掲載されているほか、バンコク、チェンラーイ、ルアンプラバーンと揃っているがいずれも簡略化されたもので、これだけで街歩きをするのはちょっと厳しいかもしれない。また、各地域のイエローページ(電話番号帳)、飛行機、鉄道、バスのタイムテーブルも載っているが、鉄道とバスはシンプル過ぎて頼りない印象を受けるのは否めない。
 ちなみにタイトルの「スヴァンナプーム」は、2006年秋に開業したバンコクの新国際空港の名称にもなっているが、このフリーペーパーによれば、現在のビルマ南部からタイ、カンボジア東部にまで及んだ中国とインド双方の影響を受けて興った王国の名で“黄金の土地”を意味し、仏教の伝説によれば紀元前3世紀の初頭、インドのアショーカ王は上座部仏教を広めるために、この国に僧団を派遣したことで知られている、とのことである。
 以前は、ホテルやレストランなどでこのフリーペーパーはよく見かけたのだが、最近は目にしていないような気がする。ひょっとすると、現在は休刊や廃刊になっているのかもしれねい。
【2007年7月】



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