フリーペーパー

チェンマイ フリーコピーマップ



今、旅行者にとって最も有用と思われるフリーペーパー“チェンマイ フリーコピーマップ” 天地13.5cm*左右18.5cmほどのコンパクトなサイズの小冊子。発行当初は薄い折りたたみのペラ型だったが号を重ねるごとにどんどんボリュームが増し、現在の中綴じのスタイルになった。
 自分の手元にある2007年7月号は全16ページで、それに加え広げると35cm*45cmほどのマップが中央に綴じ込まれている。内容は地図と広告だけだが、タイトルからも推察できる通り、このフリーペーパーの最大の魅力は何と言ってもマップだろう。表紙には“ローカルスタッフがつくるから情報が粋な地図”というタイトルコピーがつけれられているが、綴じ込みのスーパーハイウェイの内側をカバーした市街地図と北はメーリム、南はハーンドン、サーラピー、東はサンカムペーンまで入っている広域地図のほか、本文ページにはターペー門からカムペーンディン通りにはさまれたエリア、スリードーンチャイ通りのすべて(お堀の南東角(チェーンカタム)からチャルンプラテート通りにつきあたるザ・チェディ・ホテル付近まで)、さらにニマーンヘミン通りの北から南までのすべてと、ほかのフリーペーパーには載っていないエリアの地図も含まれている。そのかわりに、なぜかナイトバザール周辺の地図がないのだが……。また、以前はスーパーハイウェイとラマ9世橋の間の、ピン川両岸を走るファーハーム通りとトワンシンカム通り一帯のマップもついていたのだが、残念ながら掲載されなくなってしまったようだ。
 これらの地図の色使いやデザイン、見やすさは、個人的には旅行者向けの日本語のフリーペーパーでは現在最も優れていると思う。ホテルやレストラン、その他の店舗もクライアント(広告主)はもちろんのこと、そのほかのスポットについても記号をうまく利用して細かくプロットされているほか、本文内の地図はソイ(小道)もかなり詳細に記されているので、街歩きにも十分使えるだろう。手書きでパステル系の色を中心に使用していることが、見ている人にやわらかい印象を与えている。過去の号にある奥付を見ると、発行人やイラストレーターに日本人の方も名を連ねているので、クリエイティブや地図の作りなどに日本人の嗜好が反映されているのではないだろうか。
 地図のほかにも簡単なタイ語の会話帳、飛行機、鉄道、バスの時刻表、電話帳なども掲載されている。以前は、イラストを上手に使った、ソンテオとトゥクトゥクの乗り方ガイドが載っていて初チェンマイの人などにはとても便利だなあ、と感心したのだが、残念ながら自分が入手した最新号には出ていなかった。できることなら、ぜひ復活させてほしいと思うコンテンツだ。掲載されている広告も、レストラン、マッサージ店、スパからカラオケ、みやげ物屋、旅行会社など幅広いジャンルに渡っているが、最近は特にスパの広告が増えているようだ。

 寺院など、チェンマイ観光に欠かせないスポットの紹介はまったく載っていない(地図に多少はプロットされているが)ので、これをガイドブックがわりに使うのはむずかしいだろうが、ことマップに関しては、短期間の滞在であればこのフリーペーパーがあれば用は十二分に足りるであろう。
 自分はこのフリーペーパーを友人からもらい、また紙面にも配布場所が書かれていないのでどこで入手できるのかはわからないのだが、このコーナーで紹介しているフリーペーパーの中では最も旅行者にとって利用価値が高いもののひとつだと思うので、見かけたらぜひ手に入れよう。
【2007年10月】



管理人がチェンマイ滞在中に使用しているウルトラノートブック
東芝ダイレクト




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