チェンマイ旅行・基礎の基礎(市内交通編)

メータータクシー



チェンマイ市内に2000年代に入って登場したメータータクシーの写真(1) チェンマイ市内に2000年代に入って登場したメータータクシーの写真(2)


 チェンマイにメータータクシーが登場したのは、何年前だろうか。もうずいぶんたつと思うのだが、当時からほとんど何も変わっていないのも長年当地を見続けている者からするとおもしろいと言えばおもしろい。が、観光が重要な産業となっているチェンマイを訪れる旅行者にとっての利便性がまったく改善されていないのはやはり問題だろう。
 まず、チェンマイのメータータクシーは、バンコクと異なり流しの車が皆無である。もし道路で客を乗せていないメータータクシーを見かけても、それはおそらく日本の「迎車」モードなので、手をあげても止まってくれることはまずない。したがって、利用したい場合にはホテルのフロントに頼んで呼んでもらうか、空港からメータータクシーを使って市内に向かうなどした時に運転手からもらった名刺に書かれた携帯番号に直接電話する、といった形になるのではないだろうか。なお、そうやって呼んだ場合でも実際にメーターを倒すことはほとんどなく料金はドライバーとの交渉になるので、ソンテオやトゥクトゥクを使うのと車内にエアコンが効いている以外はほとんど何も変わらない。
 また、メータータクシーの中には固定客と契約を結んで決まった時間に送迎などの仕事を入れている車もあり、そういうのにあたってしまうと丸1日観光でチャーターしようとしても断られてしまう。
 では、ソンテオやトゥクトゥク以外でメータータクシーのかわりに観光で1日貸しきったりできる車はないのか、というと、宿が手配してくれるドライバーつきの自動車がそれに該当するだ。ホテルのフロントマン・レディー(高級ホテルであればコンシェルジュ)は友達や知り合いなどでそうした仕事をする人とたいていつながりがあり(手配するとドライバーからキックバックがもらえる)、話をすれば喜んで相談に乗ってくれるだろう。ただし、車の状態やドライバーの質には非常にばらつきがあり、実際に乗ってみるまで当たりはずれがわからない、というのが難点だ。しかし、もしいいドライバーに当たればチェンマイ滞在中ずっと付き合うことで、とてもよい思い出ができたりすることもある。万が一ハズレたとしてもそれも旅のだいご味だ、と割り切って手配してみるのも悪くないと思う。
【2016年9月】






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