チェンマイ旅行・基礎の基礎(市内交通編)


■トゥクトゥク&サームロー


チェンマイ市内の重要な公共交通機関のひとつ、トゥクトゥクの写真 トゥクトゥクは、クルンテープ(バンコク)のようにBTS(スカイトレイン)や地下鉄がなく、メータータクシー、路線バスなども存在するものの未発達なチェンマイにおいて、一般の旅行者が最も利用する機会の多い交通機関なのではないだろうか。ホテルやタラート(市場)の前、寺院などの観光スポットにはたいてい客待ちのトゥクトゥクが止まっているし、通りを流していることも多いので、簡単につかまえることができる(場合によっては、こっちが探さなくても向こうから近寄ってくるだろう)。普段から外国人旅行者を乗せ慣れているので、英語のできるドライバーが多いし、中には片言の日本語を話せる人もいるので、利用する上でもそれほど困ることはない。
 トゥクトゥクは、単に2地点間の移動手段としてだけにしか使えないわけではない。行きたいスポットで観光している間待っていてもらい、再び元の場所に戻って来るとか、半日や1日、あるいは*時間といった単位でチャーターして、自分の行きたい場所にあちこち行ってもらうことも可能だ。
 どのような形で利用するにせよ、料金はすべて交渉で決まる。よく「相場は?」という質問を受けるのだが、同じ場所に行くのでも時間帯(例えば、多くのトゥクトゥクは朝夕の通勤通学時間帯は特定客と契約して送迎の仕事をしており、フリーの車が減るので売り手優位になるため値段が上がる)や天気(雨が降ると利用客が多くなるので、ドライバーは強気の値段を言ってくることが多い)によっても異なるので、一概に言うのはとてもむずかしい。泊っているホテルなどで事前に情報を仕入れておいて、それを基準に交渉するのもひとつの手であろう。いずれにしても、チャーターの場合は条件などをハッキリ伝えて、お互い十分納得した上で乗り込むようにすることが、後でのトラブルを防ぐポイントになると思う。旅行者慣れしている分、中にはコミッションのもらえる土産物屋へ強引に連れて行こうとしたり、ナイトライフのお誘いをしつこくしてくる悪質なドライバーもいるので、必要ない場合はキッパリと断るべきだ。
 また、車体がコンパクトで小回りがきくのがトゥクトゥクのメリットなのだが、逆に事故に遭った場合、自動車のように自分の身を守ってくれる部分がほとんどないので、乗車中は常に周囲の状況には多少の注意を払っていた方がいい。3輪で安定性にやや欠けるため、特に降雨時など路面が濡れている状況では、横転などの事故が起こりやすいような気がする。
チェンマイ市内ではあまり活躍の場がなくなったサームローの写真 なお、インド方面では“リキシャ”と呼ばれる3輪自転車の輪タク「サームロー」は、現在のようにモータリゼーションが発達してしまったチェンマイでは、ほとんど過去の遺物のような存在になっている。一部、観光用にツアー客を乗せて列をなして街なかを走っている姿を見かけたりもするが、一般の旅行者が使う交通機関としてはもはや役割を終えていると言っても過言ではないだろう。実際、通りを走っているサームローは車やバイクの流れに乗れておらず、見ていてヒヤヒヤする。どうしても乗りたいなら、交通量がもっと少ないほかの小さな街でトライすることをおすすめする。



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