チェンマイ旅行・基礎の基礎(In & OUT編)

両替はどこで?


 チェンマイで外貨をタイバーツに両替する時の選択肢としては、大きくは銀行と私設両替商の2つがある(ホテルのフロントはレートが極端に悪いためお勧めしない)。
 通常は、銀行と比べて私設両替商のほうがレートがいいのだが、チェンマイ(タイ)滞在が短期間、あるいは両替する金額が数万円などという場合は、わざわざ出かける時間や手間がもったいないので、空港の銀行あるいは最寄りの銀行でさっさと両替してしまったほうがいいだろう。
 市内のほとんどの銀行が外貨両替カウンターを構えているか、歩行者天国などの観光客が多く集まる場所などにはワンボックスカーを改造した移動両替所を出していることがあり、夜間にたくさん買い物をしてタイバーツが足りなくなった場合などには大変便利だ。銀行間で両替レートに若干の違いが出る時もあるが、気にするほどの額ではない。


■私設両替商


≪注≫中国系旅行者の急増に伴って、現在市内中心部には私設両替ショップが次々とオープンしています。下記で詳細に記述している以外にも特にお濠の中の旧市街にはたくさんの両替ショップがあり、マップにプロットしておりますので、そちらもご覧ください。



私設の両替商は、上記注の通り中国系旅行者の増加に伴って街なかに続々と新店ができている。以下は主な店の紹介ととある日の各店のレートだが、見てわかる通り店による差はほとんどない。ただし、店によっては掲示しているレートがきちんとアップデイトされていないのか、実際のレートと異なる時があるので、両替する前に一応確認したほうがいいかもしれない。
 また、大きな額(100万円がひとつの目安か?)を両替する場合には、このうちのいくつかの店では交渉次第で通常レートにさらに上乗せしてくれる。少しでもよいレートを獲得したい人は、各店を回ってチェックした上でチャレンジしてみよう。
 なお、バンコクに立ち寄ってからチェンマイに来る人は、チェンマイのほうが通常はレートが悪い(10,000円につき10~15バーツ程度だが)ので、バンコクで両替してくるのもひとつの手だ。


とある日の各店レート比較(交渉可能な店は交渉前)
店名 レート(100JPY)
蜂蜜屋 38.15THB
SK Money Changer 38.19THB
Super Rich 38.10THB
インガーム 38.10THB
Panda Exchange 38.05THB
W&S Money Change 37.90THB
<参考>カシコーン銀行 37.67THB


■通称“蜂蜜屋”

スリードーンチャイ通りにある私設両替商、通称“蜂蜜屋” スリードーンチャイ通りのチェンマイ・プラザ・ホテルの東側のソイ(路地)を入って50mもしないところにあるロイヤルゼリー屋。正式な店名はThai Lanna Apiculture(泰北養蜂公司)というようだが、旅行者の間では“蜂蜜屋”と呼ばれることが多い。道沿いに、“両替 Exchange”という大きな看板を出しているのですぐにわかるだろう。店頭は普通のロイヤルゼリー屋だが奥にカウンターがあり、そこでお金を出すと両替してくれる。カウンター脇にさまざまな外国通貨とタイバーツとのその日のレートがモニターに掲示されている。しかし、表示されているレートは実際よりも低くなっていて、どうやら客の顔を見て店員が言うレートを変えているフシがあるので、両替する前には必ず口頭で確認したほうがよい。以前は日本円はこの店がいつも一番レートがよかったのだが、今は下のSKマネー・チェンジャーに負けていることも多い。
 大きな額を両替すると、現金が足りなくなるのか“ちょっと待ってて”と言われ、メッセンジャー風の人がカバンに現金を詰めてバイクでどこかに出かけていくことがある。そういう時には、イスに座ってノンビリ待つか(店が暇だとお茶を出してくれることもある)、店内のロイヤルゼリーを眺めて待つことになる。ちなみに、ここはロイヤルゼリー屋としても極めてまともで、お土産に好適なカプセル入りや生の粉末(要冷凍。日本に持って帰れるように発砲スチロールの箱に入れてくれる)、生ロイヤルゼリーなど色々取り揃えている。

■SK Money Changer

チャルンプラテート通りにある私設両替商、SKマネーチェンジャー 通称“蜂蜜屋”と並ぶメジャーな私設両替商。ピン川右岸を走るチャルン・プラテート通り沿い、ダイヤモンド・リバーサイド・ホテル南のロイクロ通りとの交差点(小さな橋のたもと)のすぐ北のところにある。こちらは蜂蜜屋と異なり、中がまったく見えず初めて利用する時には少々不安に思う店構えだが、中はまるで小さな銀行のようにカウンターが並んでおり、中に入ると警備員が番号が書かれた紙をプリントアウトして渡してくれて順番を待つようになっている。
 以前は大きな金額を両替する時にはカウンターの中に入れてくれて、お客さんがたくさん待っている時にも優先的に両替してくれた(カウンターの手前で現金を上に上げてヒラヒラさせて合図を送る)りしてサービスがよかったのだが、今はやっていないようだ。
 蜂蜜屋とこの店では微妙にレートが異なり、値動きが激しい時には同じ店でも1日に何回もレートが変わることがあったりするので、大金を両替する時にはタイミングを計ると同時に、両方の店を比較するとより有利なレートを獲得することができるだろう。この2店舗間は、歩いても6~7分ほどだ。

■Super Rich

ロイクロ通りにある私設両替商、スーパーリッチ ロイクロ通り沿い、お濠とナイトバザールのほぼ中間地点にある。本業はSilver Bellという銀製品の店だが、店の上にMoney Exchangeの看板を出し、道路に向かって大きなレートが書かれたディスプレイを出しているのですぐにわかるだろう。
 ちなみに、Super Richという名前は、自分がタイに通い始めた1980年代後半にすでにクルンテープ(バンコク)のプラトゥーナムにあった私設両替商と同じなのだが、その店と関係があるのかどうかはわからない。
 店の内部は非常に殺風景で薄暗いので何となく不安になってくるかもしれないが、仕事はキッチリしているので心配は不要だ。特にUSドルのレートは上記の2軒よりもよいことが多いので、チェックする価値があると思う。
 もともと旅行者の多いエリアであり、ターペー門近辺の安宿街からも近いので常に両替客が出入りしている。

■インガーム

チャーンクラーン通りにある私設両替商、インガーム ナイトバザールのあるチャーンクラーン通りをターペー通りとの交差点から100mほど進んだ右側にある小さなカメラ屋。通りに面してレートが書かれた小さなボードと、“Currency Exchange”というビニールの看板が出ているが、気をつけて見ていないと通り過ぎてしまうかも。
 ここで紹介している両替商の中では一番殺風景な店構えで“こんなところで両替してだいじょうぶかな……“という気になるかもしれないが、基本的にほかの両替商と何も変わりはない。






■Panda Exchange

ターペー門のすぐそばにある私設両替商、パンダエクスチェンジ お濠の内側、ターペー門の北側からチャーンモーイ通りへと続くチャーンモーイカオ通りソイを入ってすぐ左側に2012年にオーブンした。店頭にはパンダのイラストが書かれているのですぐにわかるだろう。
 ソイに面して2つのカウンターが並んでいるだけのシンプルな造りたが、いつ見ても店員は1人しかいない。
 ターペー門をはさんだ向かいには、W&S Money Exchange(下記参照)があるので、このエリアで両替をするのであれば、この2店舗を比較してみよう。

■W&S Money Exchange

ターペー門のすぐそばにあるホテルMチェンマイ1階にある私設両替商、W&Sマネーチェンジ ターペー門のすぐそば、お濠の内側のホテル・M・チェンマイの1階にムーンムアン通りに面してある。店頭に日本語で“街のベストレート”という看板がでているので、それを目印にするといいだろう。
 通り沿いにカウンターブースがあるだけなので、両替しているところは周囲から丸見えになる。お金を受け取った後の確認や、パッグにお金をしまうなどは、無防備に路上で行うことになるので、ひったくりなどには注意したほうがいいと思う。






■JR Money Exchange

チェンマイ旧市街、チェンマイ門近くにある外貨両替商、JRマネーエクスチェンジの外観 お濠の内側南を走るバムルンブリー通りからラーチャパキナイ通りに入って300mほど行った左側、ちょうどコチャ・スリタニ・ホテルの真向かいに2013年にオープンした。チェンマイ門からだと徒歩5分ほどのところにあたり、周辺にはこうした私設両替商がなかったので便利に感じる旅行者も多いのではないだろうか。
 写真の通りオレンジ色の看板に日本語で“両替商”と書かれているのですぐに見つけることができる。
 ガラス張りの扉で内部の様子も外からわかるので、こうしたところを初めて利用する人でも安心感があるほか、お金の出し入れが店内でできるのでセキュリティーの観点からもいいと思う。
 営業時間は9時から20時。
【2016年11月注記追加&地図アップデイト】

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チェンマイ空港国際線ターミナル到着ロビーにある銀行の外貨両替カウンターの写真 チェンマイに来て早2年と9ヶ月になりました。
 一時帰国やら日本への出張やらで感じたのが、成田空港で毎回見られる両替所前の人ごみ、“あれって一体何?”です。
 旅慣れた人は、間違っても日本で外貨を用意しないと思います。
 海外未経験の人にはわからないと思いますが、日本の銀行(空港の両替所=日本の銀行の出張所です)のレートはほとんどボッタクリなんです。そうやって、同じ日本人からお金を搾取してバブル破綻の穴埋めに補填していたんだな、なんていうくだらない想像さえ生じてしまうほどです。

 話を戻します。どれくらい違うのか確認してみましょう。

 今日(2007年2月6日)の終値を日本とタイで比較してみます。
 東京三菱UFJ銀行ですと、
   日本円→タイバーツ……3.97JPY/1THB
   タイバーツ→日本円……3.03JPY/1THBです(JPYは日本円、THBはタイバーツの略です。以下同)。
 一方、小生が使っている(というか、会社からあてがわれた、が正しい)Krung Thai Bank(クルン・タイ・バンクと言います)ですと、
   日本円→タイバーツ……3.42JPY/1THB
   タイバーツ→日本円……3.33JPY/1THBでした。

 1万円が2,519バーツになるか、2,942バーツになるか。
 その差の大きさ、チェンマイでお暮らし方々には十分お判りでしょう? 日本の価値に照らし合わせたら、1万円以上の価値ありです。

 ですので、賢明な皆様はチェンマイ空港にお越しになってからの両替をおすすめします。
 空港の両替所の人、平均的な日本人並に英語はOKです(発音、イントーネーションが微妙ですが)。
【wyukiさんのレポート。写真は管理人。2007年2月】



日本で入金、現地通貨で引き出したりクレジットカードとして使える




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