チェンマイ旅行・基礎の基礎(In & OUT編)

チェンマイ国際空港





 チェンマイ国際空港は、南側にある国際線ターミナル、北側にある国内線ターミナルとの2つに大きく分かれている。前者は、2006年10月にオープンした近代的な建物、後者は2010年に改修工事を終えた、タイ様式をところどころに取り入れた趣のあるビルとなっている。巨大なバンコクのスヴァンナプーム空港とは違ってこじんまりとしていて人も少ないので、初めての人でも迷うようなことはないだろう(「リンク集」のコーナーで、タイ空港公団・チェンマイ国際空港のサイトを紹介していますのでご参照ください)。
 到着・出発ともにどちらのターミナルを利用するかは、主として搭乗航空会社、もしくは預け入れ荷物をどのように処理してもらった(もらう)かによって異なる。


■到着



チェンマイ空港国際線ターミナル到着ロビーの写真 飛行機を降り、空港のメインビルディングに入るとすぐに突き当たりとなる。そこには係員が立っていて、国内線ターミナル利用者と国際線ターミナル利用者とを振り分けている。

日本からチェンマイに来る時、TG(タイ国際航空)やスターアライアンス加盟航空会社などを利用して、スワンナプーム空港のトランジットエリアで入国手続きを済ませた(トランジットエリアで、胸に「CIQ」とか「THROUGH BAGGAGE」などど書かれたシールを胸に貼られる)人、または日本の出発空港で預け入れ荷物をチェンマイで受け取るようにした人は国際線ターミナル(通常は突き当り右手の方向)へと進む。この、胸に貼られるシールを見て係員は客の利用ターミナルを振り分けることが多いので、なくしたりしたりしないよう注意しよう。また、ソウル(仁川)経由の大韓航空やクアラルンプールからエア・アジアなどを利用して第三国から直接チェンマイに到着した人も、当然国際線ターミナルを利用する(飛行機を降りてからの国際線と国内線の乗客振り分けについては、下記「チェンマイ空港で飛行機を降りてから荷物を受け取るまで(国内線)」の動画ページで説明していますので合わせてご覧ください)。
 イミグレーションカウンターには行けないように道が作られているので、それ横に見ながら通過(第三国から直接チェンマイに到着した人は逆にイミグレーションカウンターに導線ができているのでそこで入国手続き)し、荷物受け取りのベルトで預け入れ荷物をピックアップしたら、税関を通過して到着ロビーへと出る。荷物のターンテーブル脇には小さな免税品店もあり、日本酒なども売られているので必要な人は最後の買い物を済ませよう。
 外に出ると、そこは国際線ターミナルの一番南端(国内線を含む空港ターミナル全体でも一番南端)で、周辺には銀行の両替カウンターやATM、市内へのタクシーサービスのカウンターなどがある。なお、あらかじめホテル(中級以上)を予約している人で、出迎えのリムジンを利用する人は、そのままず~っと左に進んで国内線ターミナルを抜けて一番北端まで移動する(市内への移動についてはは下記「空港から市内へ」を参照)。

 CI(中華航空)やCX(キャセイパシフィック航空)などスターアライアンス以外の航空会社を利用してバンコクまで来て、スワンナプーム空港の通常の到着客が利用するイミグレーションカウンターで入国手続きをし、預け入れ荷物のピックアップも済ませて到着ロビーに出て上階の出発フロアに進み、改めて国内線のチェックインをしてチェンマイに到着した人は、国内線ターミナルへと向かう。単独で国内線を利用してチェンマイにやって来た人も、当然こちらを利用する。



チェンマイ空港国内線到着ロビー 国内線ターミナルは、エスカレーターを降りると目の前に預け入れ荷物の受け取りベルトがある。ターンテーブルは4つあり、それぞれの天井からは荷物が出てくる便名が表示される液晶モニターが吊り下げられている。小さな空港の割には荷物が出てくるまで時間がかかることもあるので、そのような場合は周囲の棚にあるフリーペーパーをもらったり、タクシー・サービスのカウンターで市内までの車を手配したり、宿泊先が決まっていない人はホテルの予約カウンターでの予約などをしてもいいだろう。また、レンタカー会社のブースもここにある(いずれも外の到着ロビーにもある)。
 荷物を受け取ったら奥にあるドアを抜けて外に出ると、国際線同様銀行の両替カウンターやATM、市内へのタクシーサービス(詳細は下記「空港から市内へ」を参照)のカウンター、さらにはお土産物店やカフェテリアなどが目に入ってくることだろう。あらかじめホテル(中級以上)を予約している人で、出迎えのリムジンバスを利用する人は、そのまま左に進んで外に出ると、ホテルの看板を持った係員が大勢待機している。

≪チェンマイ就航路線≫ 変更が頻繁に行われますので、必ず現地でご確認ください!!
*国際線……クアラルンプール、ソウル(仁川)、台北(桃園)、シンガポール、ルアンプラバーン、昆明、上海(浦東)、香港、マカオ、北京、杭州、広州、重慶、成都、武漢、重慶、南寧、ラングーン(ヤンゴン)、マンダレー
*国内線……バンコク(スワンナプーム、ドーンムアン)、メーホンソーン、プーケット、ハジャイ、ピサヌローク、ナーン、コサムイ、クラビー、コンケーン、ウドンタニー、ウボンラーチャタニー、スラータニー、プラチュアップキリカーン
【2017年9月機内食写真追加】





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■空港から市内へ


 LCCを中心としたチェンマイ到着便数の急激な増加に伴って、近年空港から市内へのアクセス手段は大きく拡充されているが、大きくは以下の5つがあげられるだろう。が、実際のところ一般的な旅行者が利用可能なのは(1)~(3)になるのではないだろうか。

 なお、ソンテオ(乗り合いピックアップトラック)やトゥクトゥクは空港内に駐車して客待ちできない規則になっているので、もし仮にロビーやターミナルの建物から外に出たところで声をかけてくるような人がいても相手にしないほうが無難。どうしてもそれらを利用して市内に行きたいという場合は、出発客が乗ってきたものをつかまえるか空港の敷地を出てエアポート通りで流しを拾うことになるが、どちらも数が少ない上に中国(大陸?香港?台湾?)系のガイドブックでこの方法が推奨されているらしく、やって来たソンテオやトゥクトゥクの奪い合いが激しいだけでなく、値段もタクシーと大きな差はない。
 荷物が少ないなら、歩いて10分ほどのエアポート・プラザ(ショッピングセンター)の前まで行けば確実につかまるだろうが、そこまでするメリットがあるとは個人的にはまったく思わない。

(1)ホテルの送迎車

 タイホテル協会に加盟している中級以上のホテルの多くは、出迎えのリムジン(ワンボックスのミニバンが多いが、中にはベンツのクラシックカーを使っていたりする高級ホテルもある)を国内線ターミナル北端を出たところにある駐車場に待たせている。中にはボーイが国際線の到着ロビーまで来て宿泊客名が書かれた紙を貼ったボードなどを持っている場合もあるが、基本的には国内線ターミナルを出たところに制服を着た従業員がホテルの看板を持ってズラリと並んで立っているので、そこまで自力で歩いて行き泊まるホテルリムジンがいるかどうかを確認しなければならない。
 ほとんどの場合は無料サービスで予約なども不要だが、中には有料だったり事前に申し込みが必要だったりするホテルもあるので、部屋を取る時に確認しておいたほうが安心だろう。
 なお、国際線ターミナルから歩いて行って(といってもせいぜい2~3分だが)宿泊先のホテルの車がいなかった場合でも、すぐそばにタクシー乗り場があるのでまたわざわざ戻って来る必要はない。そういう意味では中級以上のホテルに泊まる人はダメもとで行ってみてもそれほどの損はないかも。

(2)タクシー

チェンマイ空港の到着ロビーにあるタクシー会社のブース タクシーはリムジンタクシーとメータータクシーの2種類があり、前者は国内線・国際線ともに荷物受け取りカウンターの周囲とそこを出た到着ロビー内にカウンターがあり、そこでチケットを購入して車に案内してもらうが、地方の空港らしくカウンターには誰もいないことも多い。そんな場合でも、どちらのエリアでも係員が「タクシー?」とか声をかけてくるのであまり心配する必要はないだろう。市内までの料金は場所によって異なり、180THB~となっている。所要時間は、フワイケーオ通り(チェンマイ・オーキッド・ホテルがある)まで10分、ターペー門まで15分、ナイトバザールまで20分といったところ。夜に日本やクルンテープ(バンコク)から着いた場合、道中から見える風景はすごく暗く、田舎に来たんだということが実感できるのではないだろうか。
 メータータクシーも、リムジンタクシー同様預け入れ荷物の受け取りカウンターの周囲とそこを出て到着ロビーにブースがある。料金はメーターにプラス50THBで、意識的にかどうかはわからないがリムジンタクシーを使うのと総額は大して変わらないようになっている場合がほとんどだ。
 近年、中華系の旅行者の急激な増加に伴ってタクシーの台数が圧倒的に不足してしまっていて、そちら方面からの飛行機が立て続けにやってくる時間帯(特に夜遅く)には1時間待ちなどということもあったりするようなので、そんな時はタクシーに限らず乗れるものがあったら迷わず乗ってしまったほうがいいと思う。

(3)エアポート・シャトルバス



チェンマイ空港と市内の指定された地点を結ぶエアポートシャトルバス 2015年に運行が開始され、ワンボックスカーによる空港と市内の所定の場所とを結ぶ路線バスのような機能を果たしている。
 乗り場は、現在のところ9番出口を出たところ1カ所だけのようだ。番号がわかりにくければ、国際線到着ロビーを出たらすぐ右を見る、国内線を利用して到着ロビーに着いたら右に向かって一番奥の突きあたりまでどんどん歩いて行くとよい。ターミナル内のところどころに英語と中国語併記ののぼりのようなものが出ているので、それが目印になるだろう。
 出口から外に出たところにブースがあり、そこでチケット(40THB)を購入する。現在フワイケーオ通りを経由してクローンチョンプラターン通りで北部郊外のグリーン・レイク・リゾート(軍が経営するリゾートホテル)まで行く路線とターペー門、ナイトバザールを経由して市内南東部にあるホリデイイン・チェンマイ・ホテルまでを結ぶ路線の2系統がある。バスが通るところならどこでも降ろしてもらえるようだが、ブースの近くに路線マップのようなものが見あたらないため、チェンマイが初めての人だと果たしてシャトルバスが自分の行きたいところ(の近く)を通るのかわからないのではないだろうか。よしんば該当する路線のシャトルバスに乗れたとしても、どこで降りたらいいのか地図やスマートフォンのGPSをひっきりなしで見ていたら、とても車窓からチェンマイの風景を楽しむどころではないだろう。そんなことも理由なのか利用者はそれほど多くないようで、駐車場には多数のシャトルバスのロゴをつけたワンボックスカーが止まっているもののそれほど頻繁に出発しているようには見受けられない。
 これまで長年この手の交通サービスができてはつぶれ……の歴史を見てきている自分からすると、現状のままではいずれフェイドアウトしてしまうのではないかと心配になるのだが、果たしてどうだろうか。

(4)路線バス

チェンマイ空港のターミナルを出たところにある路線バスの停留所 チェンマイ市内を走る路線バスは、サービスが始まったと思ったらなくなり、始まったと思ったらなくなりを繰り返しているが、現在は運行している3系統の路線バスのうちの2系統がチェンマイ空港を経由するルートとなっている。
 停留所は、ターミナルビルを出て左(エアポート通り方面)に20~30mほど歩道を歩いたところに標識が2つ並んで立っているのですぐに見つけられるだろう。路線図はこちらに掲載されている。料金は、B2番路線が15THB、10番路線が20THBとなっておりおそらくここで紹介している手段としては最も安く市内に向かうことができるが、B2番路線が40分間隔(土日は60分間隔)、10番路線が1日10本のみの運航で、しかもその通りにバスが来るかどうかはまったくあてにならない。
 暑い屋外の停留所で来るか来ないかわからないバスを待つのは、いくら料金が安くても割にあうものではない(場合によっては熱中症などの危険を伴う)ので、個人的には市内に向かう手段の選択肢には加えないほうがいいと思う。

(5)レンタカー
 
チェンマイ空港の到着ロビーにあるレンタカー会社のブース 国内線・国際線の両到着ロビーには、数軒のレンタカーのブースが出店している。中にはエイビスやハーツなどの国際的なレンタカー会社もあるので、日本からあらかじめ予約をしてきていきなり自分で車を運転して市内や郊外・地方に向かうこともできる。また、予約をしていなくても空いている車があればその場でレンタルすることももちろん可能である。ブースがないレンタカー会社であっても、空港での引き渡しに対応しているところであれば、係員と待ち合わせて車を受け取る、という方法もある。
 チェンマイで自動車を運転する場合の注意事項などについては、こちらを参考のこと。
 いずれにしても、チェンマイ(タイ)の地理や運転作法について慣れている人向けだが、公共交通機関の整備が遅れているチェンマイでは、レンタカーは有力な移動手段となりうるのは間違いない。
 なお、空港内並びに空港のすぐ近くにはレンタルバイク、レンタル自転車の店はない。
【2016年8月アップデイト】


管理人も自家用車を持つまではよく利用していました。チェンマイ空港で受け渡し


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■出発



チェンマイ国際空港、出発ロビーのチェックインカウンター チェンマイから出発する場合も、到着同様TG(タイ国際航空)やスターアライアンス加盟航空会社、提携している主要レガシーキャリアなどを利用して荷物を日本までスルーにする場合やチェンマイから第三国へ直接飛ぶ場合は国際線ターミナルから、バンコクまで国内線で行き荷物をすべて受け取って改めて国際線に乗り継ぐ、あるいは単独で国内線に搭乗する場合は、国内線ターミナルを利用する。空港に車で来る時には、運転手にあらかじめどちらを利用するか伝えておいたほうがいいだろう(たいていの運転手は、空港に着くとどちらのターミナルに行くか聞いてくる)。
 両ターミナルとも、チェックインは1階で行う。ターミナルの建物に入る前に手荷物も含むすべての荷物のX線検査およびボディーチェックがある。車を降りるとすぐなのでとてもあわただしいが、ポケットの中にモノが残っていないかどうかなど忘れずに確認しよう。ターミナルの中に入ると、すぐに航空会社各社のチェックインカウンターが目に飛び込んでくることだろう。国際線ターミナルのほうはカウンター向かいに2~3軒の飲食店はあるものの全体的に殺風景なカンジだが、国内線ターミナルのほうはチェックインカウンターのを背にした左手の到着ロビーとの間などに土産物屋や飲食店がたくさんある。

 飛行機の搭乗は、両ターミナルとも2階からだ。
 国際線ターミナルの場合、エスカレーターで2階にあがると、ブラックキャニオンなどのカフェテリアがあるので、ボーディングまで時間がある場合はそこで一休みするといいだろう。TG(タイ国際航空)および提携航空会社のビジネスクラス利用者は搭乗ゲート近くのラウンジが使えるので、そちらに移動したほうがよい。
 到着の時との最大の違いは、国際線ターミナルを利用する場合、出国手続きはチェンマイ空港で済ませるという点だ。見送り客と別れ、ボーディングパスを見せて搭乗エリアに入ると、すぐにイミグレーションがあるのでパスポートを提出して出国スタンプを押してもらい、手荷物検査を受けると出発ゲートのある待合フロアに出る。免税店などもあるが、品揃えはスヴァンナプーム空港とは比較にならないので、バンコクに寄るのであればそちらで買い物をしたほうがいいと思う。
 国際線利用の場合、チェックインカウンターで、あるいはボーディングの直前に「CIQ」などと書かれたステッカーを胸に貼られる。スヴァンナプーム空港に着いたら、案内看板の"International Transfer"と書かれた方向に進んでいこう。



 国内線ターミナルの場合は、エスカレーターを上がったところに書店やお土産物屋、TG直営のレストランがある。ゆっくりくつろぎたいなら、値段は高いが1階の狭苦しい飲食店ではなくこちらを利用するほうがいいだろう。ボーディングエリア入口前に立つ係員に搭乗券を見せて中に入り、手荷物検査を受けると広い待合室になっている。TGのビジネスクラス搭乗客用のラウンジは右のほうに進んだ先にある。スペースが狭く、便によっては席を見つけるのが難しい時もある。また、業者が同じなのか、並んでいるスナックとまったく同じものが機内食で出されたりすることもある。
【2016年8月国内線ターミナル写真追加】


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≪チェンマイ国際空港国際線ターミナル・制限区域内待合いスペース≫


チェンマイ空港国際線ターミナルの制限区域入口 主に中国からの旅行客がものすごい勢いで増加していることもあって、以前は殺風景な雰囲気だった国際線ターミナルの待合いスペースに店舗が多くなった。
 セキュリティ・チェックとイミグレーションを通過すると、すぐ左手にデイリー・クイーンやHerb Basicsなどのショップが並んでいる。特にHerb Basicsは、旧市街の店が大量の中国人で常にごった返しており商品の補充も追いつかないくらいなのに比べ、こちらは客もおらず品揃えも整っている感じがするので、最後にここでショッピングをするのも悪くないような気がする。そのまままっすぐ進むとVAT還付のコーナー、さらに最奥部にはマッサージ屋がある。Herb Basicsの前あたりを右に曲がると待合いスペースに出るが、その手前右側と突き当りに比較的大きな免税店がある。待合いスペースに沿って右に進むと正面に3つの店舗、右側にバンコク・エアウエイズのラウンジがある。反対に左に向かうとすぐのところにタイの特産品を扱うナライ・ファンドが比較的大きな店を構えている。ナライ・ファンドに沿って左に曲がり待合いスペースから離れると上記マッサージ屋に出るが、その右手にはコーヒー・ショップやチェンマイのお菓子などを売る店がある。ただ、チェンマイのお菓子などは値段が街なかの2倍以上しているようなので、個人的にはどうしても必要な場合以外にはお勧めしない。待合いスペースの一番左奥はタイ国際航空のロイヤル・シルク・ラウンジ、突き当りは喫茶店のブラック・キャニオンがある。
 全部をゆっくり見て回っても30分はかからないだろう程度の広さだが、少なくとも以前よりは時間のつぶす場所が増えたとは言えるだろう。ただ、バンコクのスワンナプーム空港とは比較にならない規模なので、乗継の時間に余裕があるのならそちらを見たほうが絶対にいいと思う。
【2017年4月】


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≪チェンマイ国際空港国際線ターミナル・TGビジネスクラスラウンジ≫



チェンマイ空港国際線ターミナルのTGビジネスクラスラウンジの入口 チェンマイ空港の長年にわたるリニューアル工事期間中、国際線ターミナルにはビジネスクラス乗客用のラウンジがなく、TGではイミグレーション手前にあるブラックキャニオン(カフェ)で使えるドリンク&サンドイッチなどの軽食の無料クーポンが提供されていた。
 狭苦しくて、誰でも利用できるため空席がないことも多く、Wi-fiなどのインターネット環境がなかったためまったく居心地のよい場所ではなかったのだが、ターミナルの工事が完了した2010年5月、待望の専用ラウンジがついにオープンした。

 新しくできたラウンジは、出国手続きおよび手荷物検査を終えて待合ホールに入った左手にある。ホールを入ったところに案内の掲示が出ているが、それを見落としてもキョロキョロすればすぐに見つけることができるだろう。
 入口で受付を済ませ中に進むと、左手に飲食物のコーナー、右手に座席スペースがある。用意されている食べ物はサンドイッチやパイ、カップヌードル(ママー)、クッキー、フルーツなどで、国内線のラウンジとほぼ同一だ。バンコク行きの機内でも本格的ではないが食事が出るので、それまでのつなぎとしては十分だろう。
 座席のスペースは、ソファが置かれた大変ゆったりとした空間だ。30人以上はゆうに座れると思われ、よほどのことがない限り満席になることはないだろう。一番奥の突き当たりはガラス窓になっており、外の風景や離発着する飛行機を眺めることができる。
 新聞や雑誌の棚も2ヶ所あり、日本語の新聞も用意されている。また、無料のWi-fiサービスもあり、入口のカウンターにいる係員にたずねればパスワードを教えてもらえる。自分がこのラウンジを利用した時には、あいにく設備の故障で使うことができなかったこともあるが……このへんが、タイらしいといえばタイらしいところだ(苦笑)。
 ちなみに、座席周辺には有線LANの設備はないようで、そのかわり、と言っていいのかわからないが、誰でも自由に使えるデスクトップパソコンが2台設置されている。日本語環境が備わっているかどうかは、使用していないのでわからない。
 ボーディングの時間が来ると、アナウンスではなく係員が座席スペースの手前で肉声で教えてくれる。地方空港のノンビリしたいいところだ。
 搭乗ゲートは、待合ホールをはさんだすぐ向かい側にある。スワンナプーム空港のように搭乗ゲートまで長~い通路を延々と歩かされることもないし、バンコク行きの便は表示されている時間よりもボーディングが遅れることも多いので、係員からの合図があるまでゆっくりしてもまったく問題はない。
 待合ロビーには免税店や土産物店もあるが、品揃えはスワンナプーム空港とは比較にならないくらい貧弱なので、ここで焦って買い物する必要はまったくないと思う。
【2010年9月】


一度乗ってしまったら、もうエコノミーには戻れません!


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≪チェンマイ国際空港国内線ターミナル・TGビジネスクラスラウンジ≫




チェンマイ国際空港ビジネスクラスラウンジの写真(1) チェンマイ国際空港ビジネスクラスラウンジの写真(2)


 荷物検査を終了したら右に向かうと奥の右手にラウンジの入口が見えてくる。バンコクに比べると非常にこじんまりとしており、カウンターでチェックインするとすぐ右手に半個室風のスペース、その奥左手に一人がけのスツールとテーブルが12~3人分、右手に4人がけのソファとロウテーブルが5セット置かれている。一人がけのスツールの奥がドリンクと食べ物のコーナーになっており、手前左に冷たい飲み物、右にサンドウィッチやケーキなどのスナック、奥のカウンターにコーヒーマシン、フルーツジュースサーバー、点心の入ったスチームガラスケースがある。また、英語、タイ語の新聞・雑誌に加え、日本語の新聞が用意されている。日本語の新聞は機内でもらえないことがほとんどなので、必要ならここで確保しておくとよい。
 ラウンジは出発ゲートのあるスペースとの間に扉がないため、アナウンスや喧騒がそのまま伝わってきて(特にカウンターのすぐ脇のスペースはほとんど外にいるのと変わらない)あまり落ち着ける雰囲気ではないが、ここは国内線専用でそれほど長居する人こともないであろうから、充分用は足りるだろう。
 なお、搭乗ゲートがオープンすると係員が口頭で教えてくれるので、時間が来てもあわててゲートに行く必要はない。チェンマイ発の便の搭乗は、遅れることも多い。
【2016年1月。写真も追加】


搭乗まではラウンジでゆっくり、列を横目にらくらくボーディング


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≪TG(タイ国際航空)A380搭乗記≫



TG(タイ国際航空)676便エアバスA380型機ビジネスクラスの機内風景 正月をチェンマイではなくバンコクにて過ごした際の帰り、2013年1月5日、BKK→NRTをTG676~エアバス380、ビジネスクラスを利用しましたので、その際のレポートです。
 コンコースで一目みた瞬間、その大きさを感じます。特に主翼。なのですが、写真は伝わらないかも。
 ビジネスクラスの座席は全てスタッガード配列(日本語で云う=千鳥配列?)。なので全席、御隣を気兼ねする事無く通路へアクセス可能。
 座席は一席毎に隔離され、御就寝の際はフルフラットに。
 頭上のオーバーヘッドコンパートメントは一席毎に一区画用意。
 無駄に機内持ち込みが多い人には重宝されるでしょう(この手の人、やたら動作がトロトロ。なので迷惑なのですが)。
 窓際には収納も在ります。使い出はそんなでもないですが。
 シートベルトは三点式。緊急の際、役立つ装備ですね(無論、役立つ機会が無い方が宜しい)。
 写真にて御判りかと存知ますが、結構~大雑把な作りです。細々な小物入れが無く、意外と不便です。
 ウェルカムドリンクは黙っていてもサーブしに来ました。が、食前・食中・食後酒は頼まないと持って来ません。
 食事は、……。これ迄に無く素っ気無い物が登場。トホホのショボーン、です。
 結論からすると、エコノミー ⇒ ビジネスクラスへアップグレードした際に期待される物が満たされないフライトでした。
 何故、この様になったのか?当方、航空会社側の事情は知る由も在りません。ただ一つ云えるとしたら、座席配列が原因でキャビンスタッフの動線が無駄に長くなってしまい、サービスが行き届き難くなったのは間違い在りません。
【wyukiさんのレポート。2013年1月】


管理人も、日本に住んでいた時はよく使っていました


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≪格安航空会社&VIPバス利用レポート≫

 今回、格安航空会社エアアジアとノックエアー、そしてVIPバスを利用して、チェンマイ、チェンラーイを旅行しましたので、ご報告いたします。

 まず、バンコクからチェンラーイまでエアアジアに乗りました。
 当日、空港で予約、航空運賃1,600B+空港税・保険料150B+VAT122.5Bで、トータル料金は1,872.5Bでした。出発1時間前に購入したのですが、特に急ぐほどでもありませんでした。
 遅延をよく耳にしていましたが、私の場合は予定より早くドアが閉まるくらい。ただ、滑走路に出てからかなりの時間待機させられ、到着は定刻より10分くらい遅れました。なお、先日チェンラーイに行った知り合いは3時間ほど遅れ、チェンラーイ空港到着時には空港タクシーが終わっており、街に出るのに難儀したそうです。席は自由席、搭乗率は6割から7割といったところでした。水平飛行に移ってから、機内食の販売が始まりました。サンドイッチが90B、コカコーラ(325ml)が50Bといったところ。日中のフライトでしたが、思ったより利用者が多いように見受けられました。
 チェンラーイからチェンマイまでは、VIPバスに乗りました。前日にチェンラーイのバスターミナルで予約、出発の20時間くらい前でしたが、全24席のうち、半分以上は予約済みでした。車内サービスは、座席に水のペットボトルがすでに置かれており、それ以上の提供はありませんでした。車内はカラオケVCDがずっと流れています。シートはゆったりしており、かなりの角度までリクライニングできますが、日中の移動だったせいか、VCDを見ている乗客のほうが多かったようです。旅行者の利用が多いと聞いていましたが、私以外に明らかに旅行者(外国人)と思われるのは、白人のカップル一組だけでした。所要時間は、2時間40分ほど。このルートは休憩を一度取るのが基本ですが、VIPバスは休憩を取らずに走り続けます。ただ、その割にはエアコンバスで一番早かった時よりも時間がかかりました。とはいえ、車体が新しいせいか、坂道でもエアコンバスより勢いよく登っていたように思えました。なお、料金は216B。エアコンバスが139B、ノンエアコンバスが77Bですので、この差をどう見るかは判断が分かれると思いますが、私はVIPバスを選んで正解だったと思います。
 チェンマイからバンコクへは、エアアジアとの比較がしたかったこともあり、ノックエアーを利用しました。こちらは前日に予約、航空運賃1,488.79B+保険料・サービス料100B+VAT111.22B+空港税50Bでトータル1,750Bでした。ノックエアーはタイ航空の子会社ということで、機材はタイ航空機を塗装し直したもの。シートなど、タイ航空のものと変わりありません。なお、座席は指定されます。こちらも、搭乗率は6~7割といった程度。機内食は有料ですが、資料がないので値段はわかりません。スプライト(325ml)は30Bでした。

 エアアジア、ノックエアーとも預け入れの荷物は15kgまでに制限されており、それ以上は追加料金が必要です。今回は、デイパックでの移動でしたので利用しませんでしたが、荷物の多い方は注意された方がいいでしょう。
 格安航空会社は、サービス面を落として価格を安く抑えているようですが、きめ細かいサービスよりも価格を優先される方は、これらを利用しても差し支えないと思います。

 余談ですが、客室乗務員は2社ともタイ航空より若い人が多く感じられました(笑)
【Pumpuiさんのレポート】






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